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白書・提言


平成12年版外交青書の刊行に当たって


 21世紀に向けて、直面する多くの問題に的確に対応し、国際社会においてその地位にふさわしい役割を果たしていくことが、現在の日本外交に求められています。そのためには、国際情勢の現状と今後の方向性、その中での日本外交の在り方について、国民の皆様と幅広く意見を交換し、国民の理解を得ながら、「国民と共に」外交を展開していかなければなりません。
 このためには、政府の外交活動をできる限りわかりやすく国民の皆様に伝えることが必要です。本年の外交青書では、まず、1999年の国際社会の動きを、「冷戦後の新たな国際秩序の模索」、「グローバリゼーションの進展と情報通信分野の革新的変化」、「人間個人に着目した対応の重要性の高まり」の三つの観点から考察した上で、今日の日本外交の動きを概観しました。また、インドネシア・東チモール、コソヴォあるいは朝鮮半島の情勢といった注目すべき国際的な動きに言及してあります。さらに、米国及び近隣諸国との関係、世界の平和と繁栄に向けた日本と国際社会の取組等についても紹介しました。21世紀を迎えようとしている国際社会の中で、日本がどのような考え方で様々な外交課題に挑戦しているかが本書を通じて読者の皆様に伝われば幸いです。
 外交青書の発刊は、私のモットーとする「『国民と共に』より良き未来を拓く外交」を展開するための努力の一部にすぎません。私としては、このような努力を通じ、今後とも、各方面のご意見に十分耳を傾け、皆様のご理解とご支援を頂きながら、日本外交を展開するよう意を尽くしてまいります。
平成12年5月 河野外務大臣
外務大臣 河野洋平



本書の構成

 本書は、原則として、平成11年(1999年)1月1日から12月31日までの国際情勢の推移及び日本が行ってきた外交活動の概要を取りまとめたものである。
 本書は本冊と別冊に分かれており、本冊は全5章及び資料により構成されている。第1章は平成11年(1999年)の国際社会における主要な動きと日本外交を、第2章は各分野ごとに見た国際情勢と日本外交を、第3章は主要な地域情勢と日本外交を、第4章は国際交流と広報活動を、さらに第5章は日本政府の外交活動を支える体制をそれぞれ記述している。
 別冊は、各国・地域、国際機関等の概況及び資料より構成されている。各国・地域、国際機関の概況においては、日本国大使館、日本国政府代表部等よりの報告を基に、各国・地域の基礎データ、内政、対外関係及び日本との関係並びに日本国政府代表部の所管する国際機関等の動きを記述している。


本冊 別冊


ホームページ上では、本冊および別冊の目次と、本冊の本文(図表省略)を掲載しました。外交青書(書籍)は「政府刊行物センター」または一般書店にてお求めいただけます。


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