米国同時多発テロ関連基金への資金の供与について
平成13年9月21日
9月11日に、米国東部において発生した同時多発テロ事件では、我が国国民を含む、5,000名以上が被災者となりました。
事件現場においては、今なお、懸命な救助・救援活動が続けられており、こうした救助・救援活動従事中に殉職された消防隊員、警察官、緊急隊員等へのお見舞いの気持ちを込めて、事件現場における救助・救援活動を支援するため、我が国政府として、合計1,000万ドルの資金を現地に設立された適切な基金に対して拠出することを決定致しました。
具体的な拠出先は、以下の通りです。
- ニュー・ヨーク州世界貿易センター救援基金
(ニューヨーク州パタキ知事の主導で州が設立した基金。ニューヨーク州のみならず本件事件の被災地の復興努力への一般的支援が目的。)
- ツイン・タワー基金
(ジュリアーニ・ニューヨーク市長が設立。警官、消防士及び緊急隊員の遺族に対する支援が目的。)
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