平成16年5月24日

1. 荒井正吾外務大臣政務官は、世界銀行が中国政府とともに開催する「貧困削減に関する上海スケールアップ会合」に出席するため、5月25日（火）から28日（金）まで上海を訪問する。
   
   
2. この会合には、主要ドナー諸国（英国、ドイツ、カナダ、スイス、オランダ）より閣僚が、国際開発機関（国連開発計画、世界通貨基金、アジア開発銀行、国際農業機関）より総裁または副総裁クラスが、開発途上国より元首（南アフリカ共和国、ブラジル、タンザニア、ウガンダ、バングラデシュ）のほか多数の関係閣僚がそれぞれ出席する予定である。また、主催者である世界銀行も今回の会合を本年最大のイベントと位置づけ、ジェームズ　D．ウォルフェンソン総裁自身が出席するなど力を入れている。荒井外務大臣政務官は、世界第2位、かつアジアにおける最大のドナーであるわが国立場の重要性に鑑み、26日（水）の閣僚会合セッションにおいてスピーチを行う予定である。
   
   
3. この会合では、貧困削減のための各国の取り組み事例の紹介、貧困削減のためのプロセスや手法等について検証・意見交換を行うことを通じて、ミレニアム開発目標（MDGs）の主要目的の一つである貧困削減に向けた各国および国際機関の努力を一層大規模に促進することが期待されている。
   
   

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