クフォー・ガーナ共和国大統領の訪日
-概要と評価-
平成14年10月28日
ジョン・アジェクム・クフォー・ガーナ共和国大統領は、10月20~27日(公式日程は20~24日)の日程で、平成14年度公式実務賓客として訪日したところ、概要と評価は以下の通り。なお、2003年10月のTICAD IIIまでの1年は「対アフリカ協力飛躍の年」。
I.概 要
- 首脳会談・総理主催晩餐会(21日)
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小泉総理よりは、(イ)民主主義の定着に向けたガーナの努力を評価するとともに、(ロ)開発のためには教育が重要、(ハ)TICAD IIIではNEPAD実施のためTICADを通じていかなる協力が可能か真剣に議論したい、等発言した。
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クフォー大統領よりは、(イ)日本の経済協力に対し感謝、(ロ)開発のためには民間投資を誘致しインフラを改善することが重要、(ハ)G8アフリカ行動計画における日本の役割を評価、(二)ガーナはTICADを支援、大統領自身がTICAD IIIに出席する、(ホ)ネリカ米に関心あり、等の発言があった。
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なお、クフォー大統領より小泉総理に、(イ)この度ガーナで発行された青年海外協力隊派遣25周年記念切手、(ロ)ガーナの農民が日本の協力に対する感謝の意を示すために描いた絵画(ガーナの農村風景の中に小泉総理が描かれたもの)が贈呈された。
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- 地方視察:福島県猪苗代町等(22-23日)
大統領一行は、黄熱病の研究のためにガーナに渡り、ガーナで客死した野口英世博士の郷里である福島県猪苗代町を訪問した。福島では、このほか、青年海外協力隊訓練所を訪問し、ガーナに赴任予定の研修生を激励した。
- 無償資金協力案件署名式(25日)
25日には、総理官邸において、福田官房長官の立ち会いの下、「幹線道路改修計画」に関する交換公文署名式が行われた。本案件については、クフォー大統領より様々な場において、日・ガーナ友好関係の象徴として謝意が述べられた。
- 22日には両陛下との御会見、宮中午餐が行われた。
II.訪日の評価
- TICAD IIIに向け、「グッド・パフォーマー」たるガーナの協力を確認
民主主義が定着し、「良い統治」の実現に向け積極的に改革を進め、国際社会において「グッド・パフォーマー」と認知されているガーナとの間で首脳間で率直な意見交換を行い、日本の対アフリカ支援等に対する評価、G8における日本の役割の評価、TICAD IIIに向けてガーナの全面的な協力、を確認できたことは大きな成果。
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野口英世博士以来の長きに亘る友好関係の更なる発展
野口博士の縁、ガーナ大学野口記念研究所の存在、多くの青年海外協力隊員の活動等を通じ、日・ガーナ関係はかつてより友好的なものであったが、今般の訪日により二国間友好関係は一層発展したといえる。特に、福島県では、県民・青年海外協力隊員との接触もあり、市民レベルでの交流を進めることができた。
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