(1) |
日本は、太平洋における地域対話・協力を促進し、PIFとの対話を強化するため、PIF議長を毎年招聘しているが、今次ガラセPIF議長の訪問は、2003年日本で開催が予定されている「太平洋・島サミット」に向けて、日本とPIFの連携と協力を強化する上で意義があった。
|
(2) |
小泉総理より次期「太平洋・島サミット」を2003年開催することを正式に提案し、ガラセPIF議長の協力を得つつ開催準備を行うこととなったこと、また、川口大臣との間で「太平洋・島サミット」の議題として、環境問題、教育・人材育成に焦点をあてること、WSSDの成果の具体化を中心とすることについて合意したことは成果。
|
(3) |
ガラセPIF議長は、フィジー首相としては2000年5月のフィジーの政治危機以降初めての公式な訪問であった。ガラセPIF議長よりフィジーの内政が正常化しており、このプロセスにおける日本の理解と支援、及び総選挙の際の支援に対して謝意の表明があった。今次訪問により日本とフィジーの相互理解と信頼関係が深まり、今後の二国間関係の発展にとって意義があった。
|