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趣旨
石油等のエネルギーの生産国と消費国の閣僚レベルでエネルギー政策にかかる情報交換・意見交換を行うことにより、共通理解を増進する。
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第7回会合(リヤド)の結果概要
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第7回国際エネルギー・フォーラムは、2001年11月、石油価格高騰の問題が世界的に注目される中でサウディ・アラビアを主催国、日本及びオランダを共催国として開催された。日本からは橋本総理特使、坂本通産総括政務次官(当時)等が参加し、「世界のエネルギー見通し」、「エネルギーの持続可能な発展と技術」、「エネルギー産業と市場改革」、「産消対話の展望」というエネルギーを巡る広範なテーマについて活発な議論が行われた。また、これを受けて、1991年からの国際エネルギー・フォーラムの史上初めて主催国・共催国が共同でフォーラムの共通認識を取りまとめた文書を発表した。
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日本としては、エネルギー生産国と消費国の対話を一層推進していくことがエネルギー市場の発展と安定に資するものと認識しており、このような産消の相互理解の促進に積極的に貢献していくとの観点から、多くの国の支持を得て、2002年に次回フォーラムを主催することとした(なお、共催国はイタリアとアラブ首長国連邦に決定された)。
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第8回国際エネルギー・フォーラムの開催時期及び場所
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(参考)過去の会合の開催状況
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第1回 91年7月 於:パリ フランス主催
(共催:ヴェネズエラ、参加メンバー:25カ国(閣僚参加18)+9機関))
第2回 92年7月 於:ベルゲン ノールウェー主催
(共催:イタリア・エジプト、参加メンバー:22カ国(閣僚参加14)+4機関)
第3回 94年9月 於:カルタヘナ スペイン主催
(共催:アルジェリア・メキシコ、参加メンバー:30カ国(閣僚参加13)+4機関)
第4回 95年9月 於:プエルトラクルス ヴェネズエラ主催
(共催:ロシア・EU、参加メンバー45カ国(閣僚参加23)+7機関)
第5回 96年12月 於:ゴア インド主催
(共催:ノールウェー・ブラジル、参加メンバー:38カ国(閣僚参加16)+4機関)
第6回 98年10月 於:ケープタウン 南アフリカ主催
(共催:イギリス・カタル、参加メンバー:41カ国(閣僚参加19)+5機関)
第7回 2000年11月 於:リヤド サウディ・アラビア主催
(共催:日本・オランダ、参加メンバー:47カ国(閣僚参加27)+9機関)
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