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◆国・地域の詳細情報 (平成27年12月更新情報)

国・地域名:エジプト
教育委員会・教育担当
行政機関等の名称
および連絡先
教育省
12 El Falaky St., Babilouk, Cairo
TEL:3578-7643
設置在外教育施設 カイロ日本人学校                   
●現地の教育の概要と特色
学校制度 6・3・3・4制
義務教育期間 6歳〜15歳(小学1年生〜中学3年生)
学校年度 9月上旬〜5月下旬
学期制 【2学期制】
1学期:9月中旬〜1月中旬
2学期:2月上旬〜5月下旬
就学年齢基準日 その年の8月31日までに満6歳になる者は、その年の9月中旬に義務教育の第1学年に入学する。
教育概要・特色 エジプト国教育分野は、初等教育純就学率が97.1%と一見良好であるが、10歳以上の非識字率はカイロでも19.3%、地方では40%を超え、またその内でも男性30%、女性53%と、男女格差も顕著である。教育課題の原因は地理的要因が大きい。 広大な国土のうち、居住に適するのはナイル川流域のわずか7%であり、ここに人口が集中する。さらに人口増加率は1.81% と高く、増え続ける児童を受け入れるために校舎を増築し、学校敷地内の運動場面積が十分に確保できない。一方地方は人口密度が低いことに加え、十分な教育行政が整備できていないことから、教育の質は低く、地域間格差を生む原因の1つとなっている。またエジプト国教育の特徴である厳格な進級・卒業試験は、高い失業率(少ない雇用数)と相まって試験熱を加速し、学校での社会性醸成という機会が生かされていないという恐れがある。 教育段階は、大学前教育と大学教育(高等教育)に二分される。大学教育(高等教育)は学士4〜5年、修士2〜5年、博士課程と、医学系大学(6年)、アカデミー等があり、高等教育省が管轄する。大学前教育は幼稚園(2年)、小学校(6年)、中学校(3年)、高校から成る。小学校(6年間)と中学校(3年間)の9年間が基礎教育であり、義務教育である。 また所轄官庁の違いにより、教育省・技術教育省・高等教育省に管轄される「一般教育」と、Al-Azhar機関最高委員会が管轄するAl-Azhar教育にも分類される。Al-Azhar教育は宗教色が強く、Al-Azhar高校卒業者はAl-Azhar大学にしか入学出来ない。凡そ10%がAzhar教育を受けている。その他ノンフォーマル教育として各種コミュにティ学校があり、学校中退・退学者を対象に教育機会を提供している。
●現地の学校段階別教育の概況
1.就学前教育
幼稚園は2年間であり、4〜5歳の者が就学する。託児所は個人経営のものがたくさんあり、大半は0歳から受け入れ可能。幼稚園は3歳半以上の幼児が2〜3年間通うが義務ではない。年間費用は教材費実費のみの公立から、数万エジプトポンドの支払いが必要な私立まで存在する。
2.義務教育
小学校6年、中学校3年の計9年間が義務教育である。  エジプト国における教育の特徴の一つが試験制度である。各学校段階の修了認定は制度化され、試験不合格時の追試方法や追試試験料等が規定される。 小学校は6〜8歳の間に入学することになってはいるが、ほとんど6歳で入学する。卒業認定試験があり、この合格が中学校の入学要件となる。2年間合格出来ない者は職業中学へ進学するかそれ以上の教育を受けないかの選択をする。一般教育には政府校と私立校がある。政府校には全科目をアラビア語で行うアラビア学校が一般的であるが、Experimental Language Schoolsという実験校がある。ELSでは理数科目を英語で教え、英語特別授業があり、また入学時期はアラビア学校より1年遅れて小学校では7歳からであるが、実験期間も20年を超えたことから、2014年には実験校という呼称をやめ、Official Language School(政府言語学校)に改称された。 中学校は12〜14歳時に入学するがほとんどが12歳で入学する。中学校にも政府言語学校があり、上述の小学校政府言語学校の特徴の他に、フランス語が第二外国語として教えられている。中学校卒業後は普通高校、技術高校(3-5年制)、職業学校(2年-3年)の選択が出来る。 エジプト国は学歴社会であり、小中学校でも進級試験・卒業試験が重要である。普段の学校の授業でも,試験で良い結果を残すために,いかに効率よく学習をするか,つまり暗記するかという試験のための学習という考え方が根強い。また教員の給料の低さから教員が「副業」を求める結果、非公式の家庭教師が問題となっている。教員が家庭教師による副収入を得ることを教育省は禁止しており、度々罰則制度を強化しているが、生徒側(保護者側)の要望と、教員側の要望、また制度としての試験文化があるために、根絶することは困難な状況である。
義務教育の学校段階
種類および就学状況
小学校:6歳〜11歳、1年生〜6年生、就学率97.1%
中学校:12歳〜14歳、1年生〜3年生、就学率93.3%
カリキュラム・教授言語 教育省管轄の政府校には一般校と言語校がある。一般校ではアラビア語が教授言語である。言語校では英語で理数科を指導する。また一部にはフランス語で指導する言語校もある。
義務教育段階の学費 【授業料】
義務教育は無償。教科書は、義務教育、高校教育において無償で給付される。ただし、実験校主要科目の英語による教科書、ワークブックは実費徴収する。
【その他の費用】
スクールバス代、寄付金など(各学校により異なる)
スクール
インフォメーション
エジプト国には、校舎の利用形態によって、全日制、午前校、午後校、二部制の4種類の使い方がある。全日制の一コマは2時限通して行う90分授業(二部制は70分)と長く、また授業間の休みも基本的にはない。
3.義務教育以降
学校段階・種類 高校は普通高校と技術高校、職業学校に分かれる。普通高校は3年制であり、普通高校卒業が普通大学入学資格要件となる。技術高校は3年制と5年制に分かれ、種類は工業高校、農業高校、商業高校、ホテル経営高校の4種類がある。技術高校卒業者も技術系高等機関への入学が可能である。
進学状況 高校相当年齢での就学率は60%である。大学は国立が26校、私立が外国系のカイロ・アメリカン大学、ブリティシュ大学、ドイツ大学、カナダ大学に加え1998年に認定された私立大学が4校あり、全部で10校である。大学は入学試験がなく、高校の成績の優劣で合否が決まるため、人気のある大学や学部に入るために塾通いや家庭教師を付けている生徒が多い。
●現地の学校への日本人の就学状況
日本人の就学状況 エジプトの公立の小・中・高校への就学にはエジプト国籍が必要なため、日本人は就学できない(二重国籍者を除く)。
外国人に対しての
特別な学費負担
 
外国人の就学義務  
外国人に対する
言語特別指導
 
入・編入学手続き  
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