外務省
 ホームトップアジア大洋州北米中南米欧州(NIS諸国を含む)中東アフリカ
 
◆国・地域の詳細情報 (平成29年12月更新情報)

国・地域名:デンマーク王国
教育委員会・教育担当
行政機関等の名称
および連絡先
Ministry of Education (教育省)(2016年11月から)
Frederiksholms Kanal 21, 1220 Copenhagen K
TEL:+45-3392-5000
E-mailuvm@uvm.dk
Ministry of Higher Education and Innovation (高等教育・研究省)(2016年11月から)
Boersgade 10, 1215 Copenhagen K
TEL:+45-3392-9700
E-mailufm@ufm.dk
設置在外教育施設 コペンハーゲン補習授業校オーフス日本語補習学校                  
●現地の教育の概要と特色
学校制度 10(小・中)・3(高)・3(大・学士)・2(大・修士)・3(大・博士)制
義務教育期間 6歳〜15歳(0学年〜9学年)
学校年度 各自治体が定めるが、概ね8月中旬〜翌年6月25日
学期制 【2学期制】 各自治体が定める
1学期 8〜12月
2学期 1〜6月
就学年齢基準日 満6歳になる年の8月から。10月1日までに5歳になる場合は、5歳から学校に通い始めることも可能。
教育概要・特色 デンマークの教育制度は総合初・中等学校、普通・専門高等学校と多数の高等教育機関から成り立っている。子供に教育を受けさせることは義務であるが、必ずしも学校に通わせる必要はなく、親は自宅学習等を選択することもできる。
2009年8月より幼稚園クラス(学校教育予備課程)が義務化され、0学年指定とされたことに伴い、義務教育期間は9年から10年に延びることとなった。また、義務教育終了後、任意で一年間教育を継続できるシステムがある。高等学校は、普通高等学校と専門高等学校かならなり、修了試験は大学などの高等教育機関への入学資格に繋がっている。大学教育は一般教養よりもそれぞれの専門分野の研究を主体としており、16の大学のうち、8校が総合大学で、残りの8校が工科大学、歯科大学などの専門大学である。その他に、デザインやエンジニアリング等の職業専門教育機関がある。これらの職業専門教育機関修了後、職業学士の資格を取得できる。
●現地の学校段階別教育の概況
1.就学前教育
就学前教育を受ける義務はないが、1歳以上の乳幼児の90%近くが平日保育施設に通っている。保育所又は保育士(個人の自宅で保育をする制度)が対象とする年齢は6ヶ月〜3歳で、幼稚園の場合は、通常3歳〜6歳である。2004年より学習保育が義務付けられ、子供の知的能力と社交性を高めることを目指している。
保育費用は自治体によって多少異なるが、保育所と幼稚園にかかる費用はそれぞれ毎月平均3,000クローネと1,700クローネである。兄弟が保育施設を利用すれば割引を受けることができる。低所得者を対象とする割引制度も設けられている。
2.義務教育
教育レベルが低いとされる生徒への教育指導を徹底して教育レベルの底上げを図り、高等学校をはじめ職業専門学校等への進学率を95%程度とすることを目指している。
情報科学に関する教師の専門知識をはじめ、教師の学習指導能力を高めることが急務とされている。
義務教育の学校段階
種類および就学状況
0学年:6歳〜7歳、就学率99%
1-9学年:7歳〜15歳、就学率99%
10学年(任意):15歳〜16歳、就学率45%
就学率が高く、就学年齢に達している子供の殆どが学校教育を受けている。希望により10学年を受ける者は、5割弱である。
カリキュラム・教授言語 自治体は、管轄内の学校が規定された時限をカリキュラムに組み込んでいるかについて、管理責任を有する。
教授言語はデンマーク語(大学において、一部の講義は英語で行われる。)。
義務教育段階の学費 【授業料】
無料(公立学校のみ)
スクール
インフォメーション
年間の授業日数は200日。
標準的な1学級の人数は28人。
3.義務教育以降
学校段階・種類 高等学校:15歳〜18歳、1年生〜3年生
普通高等学校(非職業教育課程)は、18歳未満の者を対象とした3年間の課程と、成人も対象としている2年間の高等教育試験課程(HF)がある。高等教育試験課程では、自分が必要とする科目だけを受講することもできる。この他、更に高度な高等技術系教育試験(HTX)と高等商業教育試験(HHX)を目指す専門高等学校がある。高等学校の修了試験は大学などの高等教育機関への入学資格に繋がっている。普通高等学校、専門高等学校は全国に150校ある。
大学:高等教育修了者
学士号又は修士号を取得の上、卒業する。学士課程は3年で、修士課程は2年間と定められている。博士号を取得するためには、更に3年間の研究活動が必要となる。
大学の教育は2学期からなっており、1学期は9月ー12月で、2学期は1月ー6月である。デンマークの高等教育機関は欧州成績移転システムを採用しており、成績移転や資格の認可について明白な方針を持たなければならない。デンマークの教育は、一般的に自由な雰囲気の中で行われ、自由な発想や自己表現を重視している。
進学状況 義務教育を終了した生徒の約80%が高等学校に進み、その90%以上が高等教育機関(職業専門教育機関を含む。)への進学を希望する。
●現地の学校への日本人の就学状況
日本人の就学状況 当国に在留している就学年齢に達した日本人の就学率は100%と見られる。
駐在員の子供の多くはインターナショナルスクールに就学しているのに対して、永住者の子供の多くはデンマークの公立又は私立学校に在学している。
外国人に対しての
特別な学費負担
公立学校の教育を受けることは無料であり、公立学校に通う外国人の子女にも学費負担はない。
私立学校に通う場合は、学費は学校によって大きく異なる。一般に公的補助金が学校側に支払われ、保護者の負担額は平均月額2,000クローネ程度であるが、インターナショナルスクールは、授業料が高額な場合もある。
外国人の就学義務 デンマークでいう義務教育は就学義務ではなく、教育義務である。
デンマークに在留している外国人にも教育を受ける義務がある。
外国人に対する
言語特別指導
デンマークでいう義務教育は学校等の教育施設に就学させる義務ではなく、教育を受けさせる義務である。従って、家庭教育であっても適正に教育を授けていれば、義務を果たしているものとみなされ、必ずしも就学する必要はない。この義務は外国人子女の親権者等も同様に負うものと解されている。
入・編入学手続き 居住地に属していない学校への入学を希望する者は、手続きを行う必要がある。
入学・編入の場合、各校の指示に従って必要な登録手続きを行う。
入学・編入の際、予防接種は義務付けられていない。
現地の教育制度系統図
このページのトップへ戻る

Copyright(C):The Ministry of Foreign Affairs of Japan