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◆国・地域の詳細情報 (平成29年11月更新情報)

国・地域名:コスタリカ
教育委員会・教育担当
行政機関等の名称
および連絡先
Ministerio de Educacion Publica(教育省)
TEL:(506)2233-9050
設置在外教育施設 サンホセ日本人学校                   
●現地の教育の概要と特色
学校制度 2・6・3・2・5〜6制
義務教育期間 4歳〜17歳(就学前教育2年、初等教育6年、中・高等教育5年)
学校年度 2月上旬〜12月中旬
学期制 【2学期制】
1学期:2月上旬〜7月中旬
2学期:7月下旬〜12月中旬
就学年齢基準日 その年の2月1日までに満6歳になる者は,その年の2月上旬に義務教育の第1学年に入学する(2018年より改正)。私立学校の基準は学校によって異なる。
教育概要・特色 憲法により常設軍を保有せず,GDPの約8%を教育に充てることを謳っているのは,大自然に恵まれた就学環境と併せ,コスタリカ人の誇りのひとつである。実際,コスタリカは伝統的に教育に熱心であり,例年国家予算のうち,約20%以上を教育省に配分しており,2017年度は28.7%(約45億6395万ドル)を支出している。また国民の識字率は97パーセントにのぼるなど,教育普及率は中米随一と言われている。
教育制度は,2年間のプレパラトリア(就学前教育),6年間のエスクエラ(小学校),5年間の中・高等教育コレヒオ(中等部3年・高等部2年),大学教育のウニベルシダとなっている。義務教育は13年間(就学前教育2年・小学校6年・中等部3年・高等部2年)である。小学校はすべての地域に設けられており,単位制で夜間も開校しているので,年齢に関係なく就学意欲のある者にはその機会が与えられる。コレヒオとウニベルシダは勤労者にも広く開放され,授業は夜10時まで行われる。大学教育においては奨学金の支給率も高く,なんらかの奨学金を受けている者が多い。なお,大学教育としては,5つの国立大学と50校以上の私立大学,また大学院修士課程に相当する2つの国際機関の教育施設がある。そのうちのひとつである国連平和大学には日本人の学生も多く在籍している。中でも国立コスタリカ大学は,1843年創立で最も歴史が古く,法・経・文・歴・医など11学部を有する学生数約3万人の代表的な大学となっている。
●現地の学校段階別教育の概況
1.就学前教育
憲法第78条では,就学前教育は義務であり,公のものは無償とされている。就学前の教育施設としては,公立および私立の幼稚園がある。公立の場合はキンデルと呼ばれる幼稚園(4歳〜6歳),私立の場合は乳幼児から入園できる保育園および幼稚園からなっている。2018年より,小学校入学の必須条件として,2年間の就学前教育を修了していることが加えられた。ただし,居住地域に幼稚園がない場合は免除される。費用は,私立で平均月額約500USドル程度(国際学校の幼稚部はより高額)。また,共働きの家庭が多いため,親族に預けられない乳幼児は保育園に通わせるケ−スも少なくない。
2.義務教育
義務教育は,就学前教育2年間,小学校6年間と中・高等教育5年間の計12〜13年間である。小学校から中等部へ,中等部から高等部へ進学するための入試はないが,試験の成績が悪いと小学生でも留年する。また,高等部卒業時には教育省が行う国家試験があり,そこで基準に達していなければ落第する。公立の小学校では,施設の不足からまだ午前・午後の2部制もしくは3部制をとっているところが多い。なお,多くの私立校および国際学校では幼稚部を含めた一貫教育を行っているので,能力があれば同じ学校で高等学校まで修了できることになる。なお,子供が義務教育を受けないことに対する親への罰則規定はなく,落第システムもあるため,中等教育を終了できるのは約60%といわれている。特に貧困率の高いカリブ海側のリモン地域での就学率・卒業率の低さが問題となっている。
義務教育の学校段階
種類および就学状況
成人が義務教育に入学したり、義務教育期間中の留年者があるため、就学該当年齢人数を基に出されている現在の具体的な就学率は不明。
カリキュラム・教授言語 スペイン語により授業が行われる。科目は国語(スペイン語),算数(数学),理科,社会科,体育,音楽などのほか,宗教が加味されている。第2外国語は英語が主体であり,一部ではフランス語も取り入れられている。また高等部では,英語とフランス語を行う。
授業時間は,小学校(2部制の場合)午前の部が7:00〜12:00,午後の部が12:00〜17:00,中等部は8:00〜15:00となる。
義務教育段階の学費 【授業料】 公立は無料,私立は約1,200,000〜約8,700,000コロン/年
【その他の費用】 スク−ルバス代として約400,000〜1,070,000コロン/年
スクール
インフォメーション
小学生は白,中等部においては青の開襟シャツ,および紺色のズボンが制服として定められているところが多い。宿題はほぼ毎日出され,成績評価は年に3回行われる。遠足は希望者のみ。課外授業は公立学校ではほぼ行われていないが,私立学校では盛んに行われている(別料金)。
3.義務教育以降
学校段階・種類 大学または短期大学(コレヒオ・ウニベルシタリオ)がある。 単位制なため、日中仕事をし夜間や週末を利用し大学に通い、何年もかかって卒業する者が多い。
進学状況 中・高等部教育はコレヒオと称する一貫教育となっていることもあって,そのまま同じ学校で進学するのがほとんどで,高等学校への進学率は高くなっている。なお,サンホセ日本人学校を卒業して当地にて進学する場合には,多くが国際学校(アメリカンスクールなど)に進学している。高等部卒業時にはコスタリカ教育省が行う国家試験があり,合格者は大学入学の資格を取得する。その際,私立大学の場合は学科により試験なしに進学することもできるが,国立大学の場合は各大学独自の入試を受験しなければならない。大学進学率はコスタリカ教育省でも把握されていないが,大学に在籍する学生が約23万人(国立大学:9万人,私立大学:14万人)いると言われており,中米ではかなり高いものと思われる。また,成人教育や高校・大学の夜間教育が盛んに行われており,就職後に学校に通う者も珍しくない。
●現地の学校への日本人の就学状況
日本人の就学状況 現地の公立校(就学前教育〜高等部)は、学費が基本的に無料であるが、授業がスペイン語で行われるため、日本人子女にとっては就学するのは容易ではないように思われる。
外国人に対しての
特別な学費負担
なし
外国人の就学義務 あり
外国人に対する
言語特別指導
なし
入・編入学手続き 学校によって違うが、出生証明書、予防接種証明書、前学校の成績表などが必要とされる。
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