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外務省員の声

領事の手帖(1)

2003年1月

南米の移住者

 ブラジルには140万人の日系移住者が居住していますが、その内の大半がサンパウロ州に住んでいます。中南米の日系社会でも日本以上に高齢化が進んでおり、高齢化対策が大きな課題となっています。現地では、援護協会という公益法人を結成して日系のお年寄りや病弱者に対する相互扶助・支援活動を行っております。援護協会が運営している施設としては、「日伯友好病院」や「あけぼのホーム」等がありますが、前者は、ベッド数を240も所有する総合病院で、「医療を通じて日伯友好と地域社会への貢献」を掲げて活動し、文字通り現地社会での信頼される病院として役立っています。また、後者は介護の必要となった老人の為の特別養護施設で、子弟が日本へ出稼ぎに行って近くに身寄を持たない老人などを受け入れています。そういった移住者の方々に対して、可能な範囲で支援を行うことも領事移住部の仕事です。色々な会合に出席して移住者の方々の話に耳を傾け、戸籍や証明、査証、在外選挙制度といった通常の領事事務に限らず、保険医療制度や年金制度、婚姻制度、遺産相続制度等について相談を受けたりします。
 日系人の県人会などでは、七夕祭りなどの郷土芸能を催すこともありますが、そうした活動に参加して、現地社会に根を下ろして活躍している日系人の方々を側面支援することも大切な仕事です。

出稼ぎ日系人

 出稼ぎ日系人日系人の入国審査手続きが改正された1990年頃から日本への出稼ぎ日系人が増え続け、現在日本にはブラジルやペルーなどから約31万人が出稼ぎに来ています。当初は単身の来日がほとんどでしたが、最近では家族単位での出稼ぎも増え、日本での滞在期間も長期化しています。静岡県の浜松市や群馬県の太田市、大泉町と言った地方都市に大きな日系社会が形成されています。そのため、出稼ぎに来ている人たち自身の就労問題だけでなく、子弟の教育や地域住民との関係も重要な課題になっています。

海外移住資料館 (住所:神奈川県中区横浜市新港2-3-1)
(電話:045-663-3257)
(URL:http://www.jica.go.jp/

 2002年にオープンの国際協力事業団の横浜国際センター内に、海外移住資料館が開設されました。展示では主に北米と中南米に渡った移住者の方々の歴史や現在の姿を紹介しており、日本と居住国との懸け橋として重要な役割を果たしている移住者の方々の姿を大勢の日本人、特に若い人たちに知って頂きたいと思いますので、是非一度お越し下さい。

(領事移住部政策課 鈴木康久)



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