報道発表

ハーシミー・イラク副大統領と中野経済産業副大臣及び宇野外務大臣政務官との会談

平成20年7月7日

  2日、第1回日本・イラク経済フォーラムに参加するためヨルダンを訪問中の中野経済産業副大臣及び宇野外務大臣政務官は、同フォーラムに参加中のハーシミー・イラク副大統領と会談を行ったところ、概要以下のとおり。

 

1.  中野経済産業副大臣より、以下のとおり述べた。

先般の甘利経済産業大臣のバグダッド訪問の際には貴副大統領と有意義な議論がされたと承知。昨年の3月の貴副大統領の来日以降、要人往来が活発化し、日・イラク関係が一層緊密化していることは喜ばしい。1970~80年代には、両国間には活発な経済関係があった。本フォーラムの盛況ぶりに見られるように、イラクの復興に伴い、日本企業のイラクへの関心が高まっている。日本政府としてもこの勢いを継続させていきたい。

 

2.  ハーシミー・イラク副大統領より、以下のとおり述べた。

本フォーラム開催に感謝する。昨年3月以降、日・イラク間の交流は活発化したが、その速度はさらに加速化させる必要がある。イラクの治安状況は進展しており、その進展に応じた交流を期待する。現在あるチャンスは逃すと取り戻せるものではない。

本フォーラムを機に、今後の経済交流の進め方を示す実際的なメカニズムとして、日・イラク両国間のロードマップが作成されることを期待する。

 

3.  宇野外務大臣政務官より、以下のとおり述べた。

イラクの治安情勢改善に関するイラク政府の努力を高く評価。重要法案の採択など、国民融和に一定の弾みがついてきたと認識。自分は本年5月のイラク・コンパクト年次レビュー会合に参加し、日本として引き続きイラクの復興・発展を支援していく決意を表明した。日本の対イラク支援は、無償資金協力による支援から、円借款による大規模インフラ整備、技術協力、経済関係の強化にシフトしている。このうち、円借款については、今後、中・西部の案件も積極的に採択していきたい。次回のフォーラムはイラク国内での開催を検討してみたい。

 

4. これに対し、ハーシミー副大統領より、以下のとおり述べた。

先般の甘利大臣のイラク訪問は両国関係において非常に大きな意味を持つものである。又、日本からの支援、また、円借款案件の中・西部への拡大の意向を感謝する。イラク政府として、宗派・民族を問わずイラク全体に対し、その成果が最大化するよう努力していく。

 

5. これに対し、中野経済産業副大臣より、以下のとおり述べた。

経済産業省においてイラク通商政策に関する研究会を立ち上げ、これまで2回研究会を開催した。両国の経済交流活発化のための実際的なメカニズムについては、この研究会の中で検討していきたい。

本フォーラムは、両国関係者の直接の意見交換の場として開催したが、今後も両者の交流が活性化するよう、日本政府として努力していきたい。

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