報道発表

高村外相とソムサワート・ラオス常任副首相との会談について

平成20年7月4日

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 7月4日、高村外務大臣は、来日中のソムサワート・レンサワット・ラオス常任副首相と19時05分から30分間、会談を行ったところ、概要以下のとおり。

  1. 高村大臣は、ソムサワート副首相の訪日を歓迎し、日本企業のラオスへの関心が高まる中、来る8月3日の日・ラオス投資協定の発効は両国経済関係の更なる深化につながるものであり、これを喜ばしく思う旨述べ、日ラオス官民合同対話等を通じたラオス側における投資環境改善への取組に期待を表明した。
  2. ソムサワート副首相は、近年の両国の友好関係は非常に高いレベル至っている旨述べ、これまでの日本からの貧困削減や社会・経済開発に対する支援に対し、深い感謝の意と、日本からの更なる支援へ期待を表明した。また、同副首相より、明年の日メコン交流年を共に盛り上げたい旨述べ、更に、日中メコン政策対話に見られるような日中の動きを喜ばしく思うとの発言があった。
  3. ソムサワート副首相より、六者会合・日朝関係の現状につき質問があり、高村大臣は、非核化と拉致問題を含む日朝関係の前進に関係国と粘り強く取り組んでいる旨説明するとともに、北朝鮮の友好国であるラオスの協力を要請した。これに対し、ソムサワート副首相は、ラオスとしてできるだけの協力を行いたい旨応じた。
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