報道発表

木村泰次郎軍縮・不拡散専門官の「国連アジア太平洋平和軍縮センター」への派遣について

平成20年10月20日
  1. 国連事務局より、木村泰次郎(きむら・たいじろう)軍縮・不拡散専門官を「国連アジア太平洋平和軍縮センター」所長ポスト(P5レベル)に採用するとの内定を受け、我が国政府は同氏の派遣を決定した。同センターは、これまで実際上ニューヨークに事務所を置いていたが、本年8月18日、カトマンズ(ネパール)に移転し、木村専門官はカトマンズでの初代所長となる。
  2. 木村専門官が就任する「国連アジア太平洋平和軍縮センター」所長の職責は、アジア太平洋諸国の軍縮・安全保障に関する対話の促進を図る上で重要なものであり、今後も、我が国として、木村所長と同センターとの協力を通じ、アジア・太平洋地域での軍縮・不拡散のために指導力を発揮していきたい。

 

(参考)「国連アジア太平洋平和軍縮センター」(所在地:カトマンズ(ネパール))

  1. 1982年の第2回国連軍縮特別総会で、軍縮情報の伝播を趣旨とする「世界軍縮キャンペーン」が採択され、その手段として1987年の国連総会決議により「アジア平和軍縮センター」の設置が決定、1988年6月に設置場所がカトマンズに決定された。1989年の国連総会において「国連アジア太平洋平和軍縮センター」と名称を変更、活動範囲を拡大した。本年3月まで石栗勉氏が所長を務めていた。
  2. 同センターは、1989年より毎年我が国の地方都市において国連軍縮会議を開催しているほか(2007年は札幌にて開催、2008年はさいたま市で開催する予定)、最近ではウランバートル(1999年)、及びカトマンズ(2000、2001年)でも会議を開催し、2002年からは韓国でも毎年会議を開催している。さらに、1997年、1998年の国連総会決議により、中央アジア非核兵器地帯条約起草支援等を行うなど、同センターの活動は「カトマンズ・プロセス」として各方面より高い評価を受けており、同プロセスの維持及び強化は累次の国連決議でも確認されている。
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