報道発表

ブントーン・ラオス人民革命党中央組織委員長と橋本外務副大臣との懇談について

平成20年10月7日

(写真)

  1. 10月7日(火曜日)、橋本外務副大臣は、外務省飯倉公館にて、外務省の招待により訪日中のブントーン・ラオス人民革命党中央組織委員長を招いて夕食会を行った。
  2. 両者は、本年5月のチュンマリー国家主席訪日以来、両国関係はすべてのレベルにおいて拡大されていることを確認した。橋本副大臣は、2009年は日メコン交流年であり、議員間の交流等も進めたい、同交流年のためラオスは日メコン女性議員会議を開催予定と承知しており、歓迎する旨述べた。
  3. ブントーン委員長は、人材育成を始めとする諸分野における日本の援助に高い評価と深い感謝を表明し、人材育成はラオスにとって喫緊の課題であるところ、日本からの支援を引続き得たい旨述べた。橋本副大臣は、人材育成が重要課題であるとの認識の下、引き続き同分野での支援を行っていく、ラオスの留学生が党・政府内で活躍の場を与えられ、日本で身につけた知識や技術を国の発展に活かすことを期待する旨述べた。また、橋本副大臣は、人材育成の基礎となる教育分野の発展のためには、安全・安心のある教育環境の整備が必要である等、教育、スポーツ、医療等の関わり合いについて意見を述べた。
  4. 橋本副大臣は、ラオスは日本が世界で最初に青年海外協力隊を派遣した国であり、現在まで560名以上を派遣してきた、協力隊の活動は受け入れ国の開発に資するだけでなく、日本の青年の教育のために資するという意味でも素晴らしい旨述べ、ブントーン委員長は、ラオス政府として協力隊の活動を高く評価しており、派遣40周年記念行事(:2005年)では首相が隊員全員の表敬を受けた旨述べた。
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