報道発表

「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の世界遺産推薦について

平成20年1月7日
  1. 我が国政府は、1月7日(月曜日)、「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」(通称:世界遺産条約)に基づく世界遺産一覧表への記載物件として、仏政府等各国共同で進める「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の構成資産の一つとして、「国立西洋美術館(本館)」を推薦することを決定した。
  2. 世界遺産一覧表記載物件の推薦を行った後は、諮問機関による検討・審査を経て、世界遺産委員会の審議により記載の可否が決定される。

(参考)

  1. 「ル・コルビュジエの建築と都市計画」は、仏政府が中心となり、フランス人建築家、ル・コルビュジエ(1887年~1965年没。近代建築の巨匠)の世界各国に点在する作品を、一括して世界遺産一覧表への記載物件として共同推薦するもの。
  2. これまでの経緯と今後のタイムスケジュール
    • 平成19年 9月  国立西洋美術館(本館)の世界遺産暫定一覧表への記載及び推薦書(暫定版)の提出。
    • 平成19年12月  国立西洋美術館(本館)の重要文化財(建造物)の指定・官報告示。
    • 平成20年 1月  「ル・コルビュジエの建築と都市計画」の世界遺産への推薦決定。及び仏政府において関係国(7ヶ国)分を取り纏めの上、ユネスコ世界遺産センターに提出(2月1日締め切り)。
    • 平成20年夏~秋頃 諮問機関(国際記念物遺跡会議(ICOMOS))による現地調査
    • 平成21年 7月頃 世界遺産一覧表への記載の可否が決定(第33回世界遺産委員会)。
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