報道発表

麻生太郎外務大臣とロムロ・フィリピン外務長官との日フィリピン外相会談

平成19年5月24日

(写真)


   24日(木曜日)、10時50分より約30分間、麻生太郎外務大臣は、来日中のアルベルト・ロムロ・フィリピン外務長官と、外務省にて会談を行ったところ、概要以下のとおり。

 

  1. ロムロ外務長官より、昨年12月に首脳間で署名した共同声明による「親密な隣国間の包括的協力パートナーシップ」は非常によく機能しており、昨23日の日フィリピン首脳会談もかかるパートナーシップを進展させる有意義なものであったと述べた。

  2. 続いて、ロムロ外務長官は、両国の協力関係において特に重要なのが日フィリピン経済連携協定の締結であり、同協定は両国及びそれぞれの国民を利するものである、有害廃棄物の問題に関するフィリピン国内の懸念も両国外相間の書簡の交換で解消されようとしているところ、フィリピン上院での承認手続も進むであろうと述べた。

  3. さらに、ロムロ外務長官より、同国のミンダナオの和平問題に関し、我が国が専門家の派遣、種々のプロジェクトの実施等の貢献を行っていることへの謝意の表明があった。これに対し、麻生大臣より、貧困とそれに伴う絶望がテロの土壌であり、生活水準を高めるように各種支援することが有意義である旨指摘した。

  4. 麻生大臣より、北朝鮮の問題に関し、六者会合をめぐる最近の状況について紹介した。ロムロ外務長官は、拉致問題は解決されなければならず、引き続き同問題に関し日本の立場を支持することを約束する旨述べた。

  5. また、ロムロ外務長官より、日本は国連及び国際社会への貢献等に鑑みれば、常任理事国になって然るべき国であり、日本の常任理事国入りも、次回の非常任理事国選挙における日本の立候補もともに支持している旨述べたのに対し、麻生大臣より謝意を表明した。

  6. この他、エネルギー問題について意見交換が行われ、ロムロ外務長官より、安倍総理が1月の東アジア・サミットにおいて打ち出したエネルギー協力イニシアティブをフィリピンは高く評価している旨述べた。
     
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