報道発表

麻生太郎外務大臣とリー・クアンユー・シンガポール共和国内閣顧問との会談

平成19年5月22日

22日(火)、17時30分過ぎより約30分間、麻生太郎外務大臣は、日本の新聞社が主催する国際会議に出席するために来日中のリー・クアンユー・シンガポール共和国内閣顧問(元首相)と、帝国ホテル(同内閣顧問宿舎)にて会談を行ったところ、概要以下のとおり。

1. 東アジア情勢に関し、リー・クアンユー内閣顧問より、中国内政の最近の動向や両岸関係を中心に、自らの中国訪問の経験等にも触れつつ、同顧問の見方を紹介した。

2. また、同内閣顧問より、中国が近年、中国語や中国文化を教える拠点として「孔子学院」を海外展開していることについて言及があった。これに対し、麻生大臣より、近年外国において、漫画やゲーム等、日本のサブカルチャーへの関心を契機に日本語への関心を持つ人々が増えている旨紹介した。

3. さらに、同内閣顧問は、本年3月に日・シンガポール経済連携協定の改正議定書が両国首脳間で署名されたことに関し、日シンガポールの貿易関係のみならず、日シンガポール関係全体を強化するものであり、評価している、日ASEAN包括的経済連携協定についても交渉の進展を期待している旨述べた。

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