1. 「日本国とアメリカ合衆国との間の相互防衛援助協定に基づく航空燃料(JP-4及びJP-8)及びそれらのエンジン排気にさらされる者への影響に係る共同研究に関する書簡」の交換が、3月30日(金曜日)、東京において、我が方麻生太郎外務大臣と先方ジョン・トーマス・シーファー駐日米国大使(Mr.
John Thomas Schieffer, Ambassador Extraordinary and Plenipotentiary of the United
States of America)との間で行われた。
2. 本件共同研究は、2種類の航空燃料(JP-4及びJP-8)を対象に、先端技術の適用により航空燃料等の人体への有害性の評価について新たな手法を確立するための研究であり、航空機用エンジン全般の研究開発及び航空機整備従事者等の健康管理施策の充実等に資することが期待される。
3. 本件共同研究の実施のための政府間取極(交換公文)の締結については、日米間で推進する防衛協力の一環として、日米両政府間において協議が行われてきたところ、今般、双方の間で最終的な了解を得るに至り、標記の書簡の交換を行うこととなったものである。