報道発表

麻生太郎外務大臣のリー・シェンロン・シンガポール首相表敬

平成19年3月20日


 3月20日(火曜日)、16時45分より約35分間、麻生太郎外務大臣は、公式実務訪問賓客として来日中のリー・シェンロン・シンガポール首相を、都内宿泊先ホテルにて表敬したところ、概要以下のとおり。

1. 冒頭、両国のそれぞれの議会の情勢等について簡単に紹介があった後、現在北京にて行われている六者会合をはじめとする北朝鮮問題について意見交換が行われた。麻生大臣より、六者会合における議論の状況等について紹介したのに対し、リー首相よりは、我が国による制裁の実施状況等について質問があり、麻生大臣より現状の説明を行った。また、リー首相より、ヨーロッパ諸国を同問題に実質的に関与させることの難しさについて言及があったのに対し、麻生大臣より、欧米諸国の関心は、距離的に近接する中東等に向きがちであるが、朝鮮半島の安定は我が国にとっては長期にわたり非常に重要な関心事項であること、また、核拡散のリスク等を踏まえれば、北朝鮮の問題は欧米諸国にとっても重要な問題であること等を説明した。

2. 続いて、東アジア地域協力に関し、麻生大臣より、日・シンガポール関係は一層建設的なものとなっており、ASEANの次期議長国であるシンガポールとより緊密に協力を進めていきたい旨述べた。これに対し、リー首相より、本年11月に予定される東アジア・サミットやASEAN+3を念頭に、日本と緊密に協力していきたい旨述べた。

3. また、リー首相より、昨19日には安倍晋三総理との間で良い会談を行うことができ、また、首脳間で日・シンガポール経済連携協定の改正議定書に署名することができ喜ばしい旨述べた。同首相はさらに、日・ASEAN包括的経済連携協定の早期締結への期待を表明した。これに対し、麻生大臣より、我が国としても早期締結に向け真剣に取り組んでいることを伝えるとともに、我が国農産物の輸出拡大の可能性や国内の農業の動向等について説明を行った。

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