ダイブル世界エイズ・結核・マラリア対策基金事務局長の来日
平成25年3月6日
- 3月10日から12日まで,マーク・ダイブル世界エイズ・結核・マラリア対策基金(世界基金)事務局長が来日します。ダイブル事務局長の来日は今回が初めてであり,また,同事務局長には,世界基金における日本人初の幹部職員として今月就任した國井修戦略投資効果局長が同行する予定です。
- 滞在中,ダイブル事務局長は,日本政府関係者等との間で三大感染症対策に関する意見交換を行う予定です。
- 日本は世界基金を通じて三大感染症対策に貢献しており,ダイブル事務局長の来日により,日本と世界基金との協力関係が一層深まることが期待されます。
(参考1)世界エイズ・結核・マラリア対策基金
- 2000年の九州・沖縄サミットが契機となって,開発途上国などにおける三大感染症への対策を資金支援するために,2002年1月に設置された(本部:ジュネーブ)。これまでに151か国の1000件を超える事業に資金供与を承認しており,2012年には約33億ドルを実際に供与した。世界基金の支援により,設立以来約870万の命が救われている。
- 我が国は世界基金に対し,これまで17.4億ドルの拠出を行っており,米国,フランス,英国,ドイツに次いで第5位の拠出国である。
(参考2)マーク・ダイブル事務局長
米国出身。米国大統領エイズ救済緊急計画(PEPFAR)長官を務めた後,本年1月に世界基金事務局長に就任。ダイブル氏の事務局長選出にあたり,我が国は選考委員会の議長を務めた。