
岸田外務大臣とカタートニー・エジプト自由公正党党首との会談
平成25年2月21日
本21日午後2時過ぎから約20分間,岸田文雄外務大臣は,訪日中のサアド・アル・カタートニー・エジプト自由公正党党首(H.E. Dr. Saad Al-Katatni, Chairman of the Freedom and Justice Party)と会談したところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,エジプトは中東・北アフリカ地域全体の安定にとり極めて重要な国であり,自由,平等,人権,民主主義の発展に向けた貴国の取組を引き続き支援していく,また,両国の伝統的友好関係の更なる強化に向け要人往来を活発化させたく,その観点から既に招請しているムハンマド・ムルスィー大統領の早期の訪日を期待する旨述べました。
- これに対しカタートニー党首から,日本のこれまでの支援に感謝の意を述べるとともに,エジプトは現在民主的変革を進めているところであるが,日本ともより強固な関係を築いていきたい旨述べました。
- また,カタートニー党首から,パレスチナ問題の公正な解決に向けた日本の協力に期待する旨述べたのに対し,岸田大臣から,我が国は今月東アジア諸国によるパレスチナ支援に関する会議を東京で開催したが,引き続きしっかり関心をもって支援を続け,中東和平につなげていきたい旨述べました。