報道発表

パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD(シーパッド))(開会レセプションの開催及び岸田外務大臣とエルアラビー・アラブ連盟事務総長との会談)

平成25年2月13日
パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合 (1) パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合 (2)




 本13日午後6時頃から,パレスチナ開発のための東アジア協力促進会合(CEAPAD)の岸田文雄外務大臣主催開会レセプションが東京(三田共用会議所)にて開催されたところ,概要は以下のとおりです。

  1.  レセプションの冒頭,岸田大臣から,中東和平の実現なくして国際社会全体の平和と安定はないと言っても過言ではなく,そのような認識の下,日本は「二国家解決」を目指して和平に向けた取組やパレスチナ国家建設努力を後押ししてきた,CEAPADは東アジア諸国の発展の経験,国際援助の知見,経済力を融合させ,パレスチナの経済・社会発展を支援する試みであり,日本は今後東アジア諸国と協力してパレスチナ支援を強化していく旨挨拶しました。
  2.  岸田大臣は,引き続き,午後6時30分過ぎから約15分間,CEAPAD出席のため来日中のナビール・エルアラビー・アラブ連盟事務総長(Dr. Nabil el-Araby, the Secretary General of the League of Arab States)と会談しました。岸田大臣からは,日本とアラブ連盟との協力をさらに強化していきたく,第3回日本・アラブ経済フォーラムの開催や,政治,文化・教育分野での協力強化に向けた新たな枠組みの立ち上げに向け引き続き調整したい旨述べました。これに対しエルアラビー事務総長からは,昨2012年のパレスチナにオブザーバー国家の地位を付与する国連決議への賛成を含め,日本のアラブ諸国に対する強固な支援に感謝する,今回のCEAPAD開催は非常に有意義な取組であり,引き続きアラブ諸国への日本の協力をお願いしたい旨述べました。
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