
日英外相電話会談
平成25年2月13日
本13日,午後5時半から約15分間,岸田文雄外務大臣は,英国のウィリアム・ヘーグ外務大臣(Rt Hon William Hague, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs of the United Kingdom)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,今回の北朝鮮による核実験は国際社会全体の平和と安全を著しく損なうものであり国際社会は容認すべきではない,国連安保理は,新たな強い決議を速やかに採択すべきである旨述べるとともに,英国及びその他の関係国と緊密な連携を続けたい旨述べました。これに対しヘーグ外相から,岸田大臣の発言に完全に同意する,北朝鮮の核実験は核兵器不拡散条約や国連安保理への挑戦であり,新たな安保理決議を採択すべきである,との考えが示されました。双方は,今後,G8等の場も活用して日英が緊密に連携することで一致しました。
- 岸田大臣から,先のアルジェリアにおけるテロ事件への対応過程において,英国から受けた情報提供等の協力に対する感謝を述べました。双方は,日英における情報共有体制を促進するため,日英情報保護協定の締結に向け更に協力することを確認しました。