
日米外相電話会談
平成25年2月4日
3日(日曜日),午後11時から約30分間,岸田文雄外務大臣は,新たに着任したジョン・ケリー米国務長官(The Honorable John F. Kerry, Secretary of State of the United States of America)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣からケリー長官に,国務長官就任に対する祝意を述べたのに対し,ケリー長官から謝意とともに岸田大臣の外務大臣就任への祝意の表明がありました。両者は早い機会に直接会って様々な課題について協力していくことで一致しました。
- 岸田大臣から,日米同盟はアジア太平洋の平和と安定の礎であり,地域の安全保障環境が厳しさを増す中,日米同盟を一層強化していきたい旨述べました。ケリー長官からも,日米同盟が地域の平和と安定の礎であることに賛意が示され,日本が地域やグローバルな問題に果たしてきた役割に対する謝意が述べられました。
- 両者は,北朝鮮の核問題について北朝鮮の自制を求めていくなど日米で緊密な連携をしていくことで一致したほか,日米二国間の課題及びアジア太平洋地域情勢について意見交換を行いました。