報道発表

日ノルウェー外相電話会談

平成25年1月22日

 本22日午後4時30分(日本時間)から約10分間,岸田文雄外務大臣は,エスペン・バート・アイデ・ノルウェー王国外務大臣(Mr. Espen Barth Eide, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway)と,アルジェリアにおける邦人拘束事案について電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  岸田外務大臣から,邦人の安否状況について,7名の死亡が明らかとなり痛恨の極みである,残る3名の安否確認を急いでいるところであるとの状況を説明の上,ノルウェー人の5名の行方不明者の安否についても大変心配している旨発言しました。また,ノルウェーからこれまで医療や輸送サービスの提供の提案を頂いていることについて感謝を伝えた上で,改めて,ノルウェーとの緊密な連携・協力を確認したい旨述べました。さらに,いかなる理由があっても暴力を使うことは決して許されず,日本政府としてテロ行為を断固として非難し,ノルウェーを含む国際社会と連携して,テロとの闘いを継続していく決意を表明しました。
  2.  これに対し,アイデ外務大臣から,日本人犠牲者に対する深甚なる哀悼の意が示されました。また,岸田大臣の発言に全く同感であるとして,非難すべきはテロリストであり,断固非難する旨言及がありました。
  3.  最後に岸田大臣から,昨2012年のイェンス・ストルテンベルグ首相訪日は二国間関係の発展に大きく寄与するものであり,今後ともあらゆる分野において友好関係を緊密にしていきたい旨述べ,アイデ大臣からも,全く同感である,日本とは今後とも緊密に連携して協力していきたい旨応えました。
このページのトップへ戻る
報道発表へ戻る