
日仏外相電話会談
平成25年1月17日
本17日午後5時30分(日本時間)から約15分間,岸田文雄外務大臣は,フランスのローラン・ファビウス外務大臣(H.E. Mr.Laurent Fabius, Minister of Foreign Affairs of the French Republic)と,アルジェリアにおける邦人拘束事案について電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田外務大臣から,昨16日,アルジェリアの天然ガスプラントにおいて,日本人を含む多数の人質が拘束されているとの情報を受けており,こうした事態を日本政府として極めて憂慮している,こうした行為は断じて許すことはできない旨述べました。また,アルジェリア,ノルウェー及び英国の外相との電話会談の内容についても紹介しました。
- これに対し,ファビウス外務大臣から,岸田大臣の考えに完全に同意する,拘束された日本人及び日本政府に対し心からの連帯の気持ちを表明する,このような行為は断じて許すことはできず国際社会が一致して対応していく必要がある,フランスとして事態解決のために日本側への情報提供等,協力を惜しまないとの発言がありました。
- また,両外相は,人命を最優先にして,日仏間で緊密な連携を継続していくことについて認識を共有しました。