
日英外相電話会談
平成25年1月17日
本17日午後0時30分(日本時間)から約10分間,岸田文雄外務大臣は,英国のウィリアム・ヘーグ外務大臣(Rt Hon William Hague, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs of the United Kingdom)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,昨16日,アルジェリアの天然ガスプラントにおいて,日本人や英国人を始めとする外国人が多数拘束され,人質となっているとの情報を受けており,こうした事態を日本政府として極めて憂慮している,こうした行為は断じて許すことはできないと述べました。また,16日深夜から17日未明(いずれも日本時間)にかけて行われたアルジェリア及びノルウェーとの外相電話会談の内容についても紹介しました。
- これに対し,ヘーグ外相からは,英国としてもアルジェリア政府と緊密に連絡をとっており,日本との間でも引き続き十分な連携と情報提供に努めたい,また,在アルジェリア英国大使館を通じて,岸田大臣が現地に派遣した城内実外務大臣政務官ともよく協力するようにしたいと述べました。
- 最後に,両外相は,日英間で緊密な連携を継続していくことについて認識を共有しました。