
キャンベル米国務次官補等による岸田外務大臣表敬
平成25年1月17日
本17日午前10時20分頃から約40分間,岸田文雄外務大臣は,来日中のカート・キャンベル米国務次官補,ダニエル・ラッセル米国家安全保障会議アジア担当上級部長の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,自身の訪米を直前に控えたタイミングでの米政府高官の訪問を歓迎するとともに,アジアの平和と安定のためにも,日米両国がこの地域で責任を果たし,安全保障や経済の分野で連携していくことが重要との考えを述べました。これに対し,キャンベル次官補からは,岸田大臣の訪米をクリントン国務長官も歓迎し,楽しみにしている,日米同盟強化の日本側の考え方は米側と一致している旨述べました。
- 両者は,安保・経済分野を含む日米間の重要な課題や地域情勢について意見交換を行うとともに,これらの課題について,岸田大臣の訪米においても,しっかり意見交換を続けていくことで一致しました。
- また,岸田大臣から,アルジェリアの天然ガスプラントにおいて日本人や米国人をはじめとする外国人が多数拘束されていることにつき,憂慮を表明するとともに,現在の日本政府の取組を説明しました。その上で,日米間で両者は今後も緊密に連絡を取り合っていくことを確認しました。