報道発表

日ノルウェー外相電話会談

平成25年1月17日

 17日午前0時30分(日本時間)から約10分間,岸田文雄外務大臣は,エスペン・バート・アイデ・ノルウェー王国外務大臣(Mr. Espen Barth Eide, Minister of Foreign Affairs of the Kingdom of Norway)と,アルジェリアにおける邦人拘束事案について電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岸田外務大臣から,アルジェリアの天然ガスプラントにおいて,日本人やノルウェー人をはじめとする外国人が多数拘束され,人質となっているとの情報について,日本政府として極めて憂慮しており,このような行為は断じて許すことはできない旨述べました。
  2. これに対し,アイデ外務大臣から,岸田大臣のお考えに同意する,人質の安全を確保するようアルジェリア政府に強く申し入れていくこと,また人質の出身国政府同士が緊密に連携して対処することが重要である旨述べました。
  3. さらに,岸田大臣から,本件電話会談に先立って行ったアルジェリアのメデルシ外相との電話会談について説明した上で,国際社会が一致して人質解放を強く呼びかけていく必要があり,ノルウェーとも緊密に連携していきたいと述べました。これに対し,アイデ大臣からも,ノルウェーとしても事態解決のために支援を提供していきたく,日本とも緊密に連携していきたいとの発言がありました。
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