報道発表

河相外務事務次官から程永華駐日中国大使への申入れ

平成24年9月14日
  1. 本14日(金曜日)午前8時50分頃、河相周夫外務事務次官は、程永華(てい・えいか)駐日中国大使を外務省に召致し、本日朝の中国公船による尖閣諸島周辺領海内への侵入等について抗議を行いました。
  2. 河相次官からは、玄葉大臣の指示に基づくものとして、概要以下を申し入れました。
    (1)当方の累次の警告にもかかわらず、中国公船複数隻が尖閣諸島周辺領海に侵入したことに強く抗議するとともに、直ちに領海外へ退去し、二度と領海内に侵入しないように強く求める。

    (2)このところ中国側において、我が国固有の領土である尖閣諸島周辺に中国独自の領海基線を設定する、或いは同諸島に関する天気予報を開始するなどの措置を講じている模様であるが、これらの措置を直ちに撤回するよう求める。

    (3)また、中国では我が国に対する大小様々な抗議デモや、在留邦人に対する暴力的行為、或いは嫌がらせ等が発生している。在留邦人や企業等の安全確保について貴国として万全の対応を行われるよう、改めて強く要請する。

    (4)現在最も重要なことは、双方において日中関係の大局を見失わずに、冷静に対応することである。外交当局間での意思疎通を維持・強化するとともに、貴国側において呉々も慎重に対応することを求める。
  3. これに対し、程永華大使から、河相次官からの申入れは至急本国に報告するとした上で、尖閣諸島に関する中国独自の主張の表明がありました。また、事態がエスカレートせず、日中関係の大局に影響が生じないことを中国側としても望んでおり、引き続き外交当局間で密接に連絡を取り合っていくことを希望する旨述べました。
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