報道発表

ミャンマー文化・スポーツ交流ミッションによる提言の提出

平成24年8月2日
(写真)ミャンマー文化・スポーツ交流ミッションによる提言の提出-1 (写真)ミャンマー文化・スポーツ交流ミッションによる提言の提出-2




  1. 本2日,玄葉光一郎外務大臣は、6月26日から7月2日にかけてミャンマーを訪問した、ミャンマー文化・スポーツ交流ミッションの白石隆団長(政策研究大学院大学学長)により、今後のミャンマーとの文化・スポーツ交流についての指針となる政策提言の提出を受けました。
  2. 同セッションにおいて、白石団長から、6月下旬にミャンマーを訪問し、テイン・セイン大統領とは1時間半にわたり面会した旨、特に大統領は、ミッションの団員である山下泰裕氏や北澤豪氏に対し、2013年にミャンマーで開催される東南アジア競技大会(SEA Games)に対する日本からの支援を期待すると述べていた旨、今後は、学術交流、知的交流等の交流以外に、ファッション、食文化、メディア、漫画等の分野における協力や人材育成が重要であり、それが文化産業にもメリットがあること、また、日本にとってASEANは非常に重要な国であり、ミャンマーを含むASEAN諸国に対する文化戦略を考える必要がある旨、そのためにも玄葉大臣リーダーシップを発揮してほしい旨述べました。
  3. これに対し,玄葉大臣からは、提言を頂き感謝する旨、日本とミャンマーは歴史的なつながりがあるが、今般一気に関係が開花した旨、本ミッションについては、昨年、ミャンマーの外相が訪日した際に自分から提案したものである旨、ミャンマーとの関係では、今後3つの分野で協力を強化したいと考えており、一点目は貿易・投資、インフラ整備、二点目は少数民族支援、三点目は文化・スポーツである旨、自分もASEANとの関係は重視しており、先般、カンボジア、ベトナムを訪問した際、日本語・日本文化発信の重要性について痛感した旨、国家戦略担当大臣時代から「Cool Japan」を越えた多様な日本の魅力の発信の必要性を認識しており、今後はより本格的に戦略的な対外発信を行っていきたい、そのための体制を外務省で立ち上げた旨、政府としてASEAN全体への文化協力を戦略的に行っていく旨述べました。

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