報道発表

玄葉外務大臣,枝野経済産業大臣及びチャーラヤン・トルコ経済大臣による「日本国及びトルコ共和国間の経済関係における協力枠組み設立に関する覚書」署名及び第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合の実施

平成24年7月19日
(写真)玄葉外務大臣,枝野経済産業大臣及びチャーラヤン・トルコ経済大臣による「日本国及びトルコ共和国間の経済関係における協力枠組み設立に関する覚書」署名 (写真)第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合の実施-2




 本19日(木曜日)午後4時10分より,玄葉光一郎外務大臣,枝野幸男経済産業大臣は,来日中のザフェル・チャーラヤン・トルコ経済大臣(H.E. Mr. Zafer Caglayan, Minister of Economy of the Republic of Turkey)との間で,「日本国及びトルコ共和国間の経済関係における協力枠組み設立に関する覚書」の署名を行いました。その後,この「覚書」により立ち上げられた第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合(TRINS)を行いました。会合の概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭
     冒頭,玄葉大臣より,トルコとの間であらゆる分野で関係を強化し,「潜在力の蓋」を開けることを通じて,「戦略的な協力関係」を発展させていきたい旨述べました。そのような観点から,今般実現した第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合等を通し,日トルコ経済関係の更なる発展につき期待を表明しました。玄葉大臣は,日トルコ経済連携協定(EPA)につき,交渉開始の可能性を検討するため,両国間で共同研究を立ち上げることを提案しました。
     枝野大臣より,トルコはアジアと欧州の架け橋であり,我が国企業も新興国市場としてのトルコに大変注目していると述べました。また,日トルコEPAに関しては,我が国産業界も早期締結を期待しており,共同研究の立ち上げが時宜にかなったものであると述べました。
     これに対し,チャーラヤン大臣からは,第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合開催を歓迎するとともに,既に建設や製造分野等で日本とトルコ企業の協力が進んでおり,今後,更なる日本企業によるトルコへの投資に対する期待が表明されました。
     また,日トルコEPAの共同研究を立ち上げることにつき,双方で合意しました。
  2. その後のやりとり
     玄葉大臣は,多くの日本企業がトルコに高い関心を有しており,今後トルコで実施予定の大型インフラ案件における日本企業の参画に対するチャーラヤン大臣の支援を要請しました。また,日トルコ間で,社会保障協定に関する作業部会が進んでいることを歓迎し,日本企業がトルコで経済活動をするに当たり,円滑な活動が行えるよう,チャーラヤン大臣の一層の支援を要請しました。また,玄葉大臣は,7月5日にイスタンブールで開催されたイラク市場進出に向けた日トルコ・ビジネスパートナーシップフォーラムが成功裡に行われたことを歓迎し,イラクを含む第三国での協力が一層進むことを期待する旨述べました。
     枝野大臣より,日本企業はトルコでのプロジェクトに関心を有しており,我が国の優れた技術や経験がトルコで活用されるよう,チャーラヤン経済大臣の支援を要請しました。また,トルコにおけるビジネス環境整備の観点から,通関や製品認証の手続きの透明化と効率化,テレビ販売に係るチューナー税の減免条件の緩和,模倣品の流通問題への対応の強化等を要請しました。また,こうした問題を,実務レベルでの協議を通じて着実にフォローしていくことを提案いたしました。
     これに対し,チャーラヤン大臣は,トルコにおける投資環境整備委員会等を通して,日本企業がトルコで活動を行う際の問題について支援を行っており,今般実施された第1回日・トルコ貿易・投資閣僚会合の結果を踏まえ,日トルコ間の経済関係を一層強化するよう作業を進めていきたい旨述べました。
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