報道発表

ミャンマーに対する無償資金協力「中部地域保健施設整備計画」及び「エーヤーワディ・デルタ輪中堤復旧機材整備計画」に関する交換公文の署名

平成24年7月6日
  1. 本6日(金曜日)(現地時間同日),ミャンマー連邦共和国の首都ネーピードーにおいて,我が方齊藤隆志駐ミャンマー大使と先方カン・ゾウ国家計画・経済開発副大臣(Dr. Kan Zaw, Deputy Minister for National Planning and Economic Development)との間で,12億5,600万円を限度とする無償資金協力「中部地域保健施設整備計画」(The Project for Upgrading the Health Facilities in Central Myanmar),及び11億6,000万円を限度とする無償資金協力「エーヤーワディ・デルタ輪中堤復旧機材整備計画」(The Project for Improvement of Machinery for Rehabilitation of Polder Embankment in Ayeyawady Delta)に関する交換公文の署名が行われました。
  2. 中部地域保健施設整備計画
    (1)ミャンマー中央乾燥地のマグウェイ地域は,2011年に発生した洪水において多大な被害を受け,医療サービスの質が大きく低下しました。ミャンマーにおいては,地域保健施設が,未整備あるいは老朽化等のため必要なサービスを充分に提供できておらず,中でも,マグウェイ地域においては,母子保健の指標が悪く,今後,状況の改善のため,重点的な取組が必要となっています。

    (2)本案件は,マグウェイ地域において,地域保健センター等の整備や医療機材の供与を行うものです。

    (3)この計画の実施により,マグウェイ地域における保健指標の改善や今後の洪水被害後の感染症等への対応力の強化が期待されます。
  3. エーヤーワディ・デルタ輪中堤復旧機材整備計画
    (1)エーヤーワディ地域は,サイクロンや雨季における洪水や高潮に脆弱な地域であり,2011年7月以降に発生した洪水によって冠水被害を受け,同地域における輪中堤の復旧が緊急課題となっています。また,2008年5月にミャンマーに上陸したサイクロン「ナルギス」は,13万8千人を越える死亡・行方不明者を出すとともに,エーヤーワディ地域においても,輪中堤防が破壊され合計77万ヘクタールの水田が被害を受ける等,住民の生活・生産活動に甚大な被害を与えました。

    (2)この計画は,エーヤーワディ地域において被災した堤防の復旧工事を行うために必要な建設機材等を供与するものです。

    (3)この計画の実施により,被災した輪中堤の修復が促進され,同地域の防災機能が向上することが期待されます。
  4. 上記3.の案件は,2009年12月に発表した気候変動対策に関する我が国の2012年までの途上国支援(短期支援)の一環として,実施することとした案件です。我が国としては,COP17で得られた成果を踏まえ,すべての主要国による公平かつ実効性のある枠組みの構築に向け,ミャンマーと引き続き気候変動分野で連携していきます。

(参考)
(1) ミャンマーは,面積約68万平方キロメートル(日本の約1.8倍),人口6,242万人(2011年IMF推定),人口1人当たりGDP(国民総所得)は702米ドル(2010年度IMF推定)。

(2) ミャンマーにおける母子保健の指標(UNFPA世界人口白書2010)
乳児死亡率:1,000出生当たり70(2010年)(東南アジア平均は26)
5歳未満児死亡率:1,000出生あたり120/102(男/女,2005年)(同41/32)
妊産婦死亡率:100,000出生当たり380(2005年)(同300)

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