本3日(火曜日),メドヴェージェフ・ロシア首相が,国後島を訪問したことを受け,本3日18時から,佐々江賢一郞外務事務次官がアファナシエフ駐日ロシア大使を招致の上,次の申し入れを行いました。
(1)貴国首相が国後島を訪問した。国後島は日本の固有の領土であり,このような訪問は日本政府として受け入れられるものではなく,極めて遺憾である。
(2)今回の訪問は,最近醸成されつつある日露関係の前向きな雰囲気に水を差すものと言わざるを得ず,懸念を表明する。
これに対し,アファナシエフ駐日大使は,ロシアの原則的立場を述べるとともに,ロシア側として日露関係の前向きの流れを重視している,申し入れの内容は本国政府に報告する旨述べました。