報道発表

鳩山由紀夫総理特使のマレーシア日本国際工科院開校式出席

平成24年5月31日
  1. 6月1日(金曜日),鳩山由紀夫元内閣総理大臣は,マレーシア日本国際工科院(MJIIT)の開校式に総理特使として出席するため,マレーシア(クアラルンプール)を訪問します。鳩山総理特使は,滞在中,同じくMJIIT開校式に出席するナジブ・ラザク首相と懇談を行うほか,在マレーシア日本大使主催MJIIT開校式記念レセプションに参加する予定です。
  2. 本年は,マレーシアが「東方政策」を開始して30周年を迎える節目の年であり,今般,鳩山元総理が総理特使としてマレーシアを訪問し,東方政策の集大成とも言うべきMJIIT開校式へ出席することにより,東方政策によって培われた両国の友好協力関係が更に発展することが期待されます。
【参考1】訪問日程
6月1日(金曜日)
クアラルンプール着
マレーシア日本国際工科院(MJIIT)開校式出席
6月2日(土曜日)
クアラルンプール発成田着

【参考2】東方政策
 マハティール・マレーシア首相(当時)が日本等の労働倫理や経営哲学を学ぶために提唱した政策。マレーシア政府は,1982年から留学生や研修生の派遣を開始し,これまでに約1万4千人が日本で学んだ。

【参考3】マレーシア日本国際工科院(Malaysia-Japan International Institute of Technology)
 2001年にマハティール首相(当時)が小泉総理(当時)に提案し,マレーシアに日本型工学教育を行う大学を設置する構想がスタート。2010年4月の鳩山総理(当時)とナジブ首相との首脳会談を契機として構想実現に近づき,2011年9月に開校。新キャンパス建設・移転を経て,今般,開校式実施に至った。「東方政策」の集大成として位置付けられる日・マレーシア共同プロジェクトであり,日本から円借款供与(約67億円)のほか,日本人教員派遣,カリキュラム策定支援等の協力を実施。将来的には,ASEANにおける工学教育の拠点として発展していくことが期待されている。

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