【参考2】東方政策
マハティール・マレーシア首相(当時)が日本等の労働倫理や経営哲学を学ぶために提唱した政策。マレーシア政府は,1982年から留学生や研修生の派遣を開始し,これまでに約1万4千人が日本で学んだ。
【参考3】マレーシア日本国際工科院(Malaysia-Japan International Institute of Technology)
2001年にマハティール首相(当時)が小泉総理(当時)に提案し,マレーシアに日本型工学教育を行う大学を設置する構想がスタート。2010年4月の鳩山総理(当時)とナジブ首相との首脳会談を契機として構想実現に近づき,2011年9月に開校。新キャンパス建設・移転を経て,今般,開校式実施に至った。「東方政策」の集大成として位置付けられる日・マレーシア共同プロジェクトであり,日本から円借款供与(約67億円)のほか,日本人教員派遣,カリキュラム策定支援等の協力を実施。将来的には,ASEANにおける工学教育の拠点として発展していくことが期待されている。