報道発表

マヤキNEPAD計画調整庁長官による玄葉外務大臣表敬

平成24年5月25日
(写真)マヤキNEPAD計画調整庁長官による玄葉外務大臣表敬-1 (写真)マヤキNEPAD計画調整庁長官による玄葉外務大臣表敬-2




 本25日(金曜日)午後5時10分から20分間,玄葉光一郎外務大臣は,同日に開催されるアフリカ・デー・シンポジウムに参加するため来日したマヤキNEPAD計画調整庁長官(H.E. Dr. Ibrahim Assane MAYAKI Chief Executive Officer, NEPAD Planning and Coordinating Agency)による表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,玄葉大臣から,TICAD Vに向け,日本の持てる力を最大限活用し,アフリカ開発に取り組んでいくこと,TICAD Vで重点を置く「成長の加速化」のためには,インフラ整備が最優先課題であり,NEPADの役割に期待すること,我が国としても,官民連携の下,日本企業のアフリカ進出を促進し,アフリカとの間でWIN-WINの関係構築を目指す旨述べました。
  2. これに対しマヤキ長官から,TICAD Vの優先課題はアフリカの課題と一致していること,日本のアフリカ支援は質が高く,アフリカのオーナーシップを尊重している点で独特であり,高く評価していること,ODAは民間資金を呼び込む触媒としても重要である旨述べました。

(参考)NEPAD(New Partnership for Africa's Development:アフリカ開発のための新パートナーシップ)
2001年7月のアフリカ統一機構(OAU,現AU)総会にて,ムベキ南ア大統領(当時)が提唱し,南ア,ナイジェリア,アルジェリア,エジプト,セネガルを共同提案国として採択された,アフリカ自身によるアフリカ開発ためのイニシアティブ。(1)アフリカ自身のイニシアティブ,(2)ガバナンスの重視,(3)地域協力の重視,(4)民間資金の活用を主たる方針とし,インフラ,農業,環境,人材開発,文化科学技術及び市場アクセス分野等で開発プログラムを策定,実施している。

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