報道発表

ガリユーン・シリア国民評議会議長による玄葉外務大臣表敬

平成24年5月10日
(写真)ガリユーン・シリア国民評議会議長による玄葉外務大臣表敬-1 (写真)ガリユーン・シリア国民評議会議長による玄葉外務大臣表敬-2




 本10日(木曜日)10時30分より約30分間,玄葉光一郎外務大臣は,外務省の招へい(戦略的実務者招へい)にて訪日中のブルハン・ガリユーン・シリア国民評議会議長(Dr. Burhan Ghalioun, President of Syrian National Council)の表敬を受けたところ,概要は以下のとおりです。

  1. 冒頭,玄葉外務大臣から,ガリユーン議長の訪日を歓迎するとともに,同議長の出身地であるシリア北西部ホムス(Homs)を始め,多くの市民の犠牲について哀悼の意を表しました。また,シリアにおいて13ヶ月以上にわたり反体制派に対する弾圧が続き,膨大な死傷者や市民生活への甚大な被害が発生している状況に対して深い懸念を表明するとともに,改革に向けたシリア市民の正当な希求が達成されることを望んでおり,日本としても国際社会と連携しながらシリア情勢の改善に努力したい旨述べました。
  2. 玄葉外務大臣からは,これまで3度にわたる経済制裁措置や300万ドルの人道支援などの我が国のシリア情勢に対する取組につき説明し,現在,追加の人道支援を行うことを検討していることを伝えました。またアナン特使の提案などを始め国際社会の様々な努力にもかかわらず,弾圧や暴力の連鎖が止まず,その犠牲となっている無辜の市民の救済は国際社会として急務である旨述べました。更に,政府開発援助(ODA)は軍事支援に使えないので平和が訪れた後の復興支援を念頭において欲しい旨述べました。その上で,シリア人が一致団結して平和と安定を達成するため,ガリユーン議長のリーダーシップにより,反体制派の統合に向けた努力への期待を述べました。
  3. ガリユーン議長からは,日本政府のシリア人に対する支援に感謝の意が述べられ,シリア情勢の現状及び反体制派の統合プロセスなどに関する説明がありました。また,日本を含む国際社会がシリア政府に対して一致した強いメッセージとアクションをとり続けることの重要性が強調され,シリアのみならず中東地域全体の平和と安定のために,努力を続ける意志が示されました。更に,国際社会による人道支援の必要性が一層高まっているとの説明がありました。
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