報道発表

日・ニュージーランド外交関係樹立60周年に際しての首脳祝賀書簡の交換

平成24年4月24日
  1. 本年は,我が国とニュージーランドが1952年に外交関係を樹立して以降,60周年の節目の年に当たります。本24日(火曜日),野田佳彦内閣総理大臣とジョン・キー・ニュージーランド首相(The Rt Hon John Key, Prime Minister of New Zealand)との間で60周年に際する祝意を伝える書簡を,玄葉外務大臣とイアン・ケネディ駐日ニュージーランド大使(H.E. Ian Kennedy, Ambassador of New Zealand to Japan)との間で交換しました。
  2. 書簡交換の際,玄葉大臣からケネディ大使へ,我が国とニュージーランドとの外交関係樹立60周年への祝意を述べた後,今後の両国関係の更なる強化を確認するとともに,ニュージーランド政府代表も参加予定の5月25日(金曜日)及び26日(土曜日)に沖縄県で開催する第6回太平洋・島サミットへの協力を依頼しました。これに対し,ケネディ大使から,ニュージーランドにとって日本との関係は重要であり,60周年は記念すべきこと,書簡交換を行えるのは喜ばしいとの発言がありました。
  3. 野田総理大臣書簡では,我が国とニュージーランドとの外交関係樹立60周年を共に喜ぶととともに,これまでの重層的な人や文化の繋がりを築いてきた両国は,普遍的価値を共有するパートナーとして,世界の平和と繁栄に貢献してきており,この節目を契機として,引き続き、両国関係を更に強化させていくことに言及しています。
  4. 本年は年間を通じ,日本とニュージーランド双方において,幅広い記念事業や交流が活発に行われる予定であり,我が国とニュージーランドとの友好・協力関係がより一層緊密化することが期待されます。

参考1:我が国とニュージーランドとの外交関係樹立
我が国との関係は,1928年にニュージーランドとの間で「通商関税航海関係暫定取極」を締結し,1938年にウェリントンに領事館を設置。正式な国交は,在京公使館設置に関する1952年3月4日付在京NZ使節団発口上書及び我が国外務省発同3月11日付口上書の交換,同4月10日のニュージーランドによる対日講和条約批准書寄託等を経て,1952年4月28日のサンフランシスコ講和条約発効をもって開設。

参考2:第6回太平洋・島サミット
(1)太平洋・島サミットは,太平洋島嶼国・地域が直面する様々な問題について首脳レベルで率直に意見交換を行うことによって,緊密な協力関係を構築し,日本と太平洋島嶼国の絆を強化するために,1997年から3年に一度開催されている首脳会議。

(2)第6回太平洋・島サミットは5月25日及び26日,沖縄県宮古島及び名護において開催。太平洋島嶼国14カ国・地域の首脳並びにニュージーランド,オーストラリア及び米国の政府代表が参加予定。

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