報道発表

カンボジアに対する無償資金協力「国立,市及び州病院医療機材整備計画」及び「ノン・プロジェクト無償資金協力」に関する交換公文への署名

平成24年3月20日
  1. 本20日(火曜日)(現地時間同日),カンボジア王国の首都プノンペンにおいて,我が方黒木雅文駐カンボジア大使と先方ウイッ・ボリット外務国際協力省長官(H.E. Mr. OUCH Borith, Secretary of State, Ministry of Foreign Affairs and International Cooperation)との間で,総額9億7,400万円を限度とする以下2案件の無償資金協力に関する交換公文への署名が行われました。
    (1) 「国立,市及び州病院医療機材整備計画」(供与限度額:3億7,400万円)
    (The Project for Improvement of Medical Equipment in National, Municipal and Provincial Referral Hospitals)
    (2) 「ノン・プロジェクト無償資金協力」(供与額:6億円)
    (Non-Project Grant Aid)
  2. 同国では,2011年9月以降続いた集中豪雨により各地で洪水が発生し,家屋等の損壊,農地の水没等の結果,死者250人超,被災者150万人,国全体の稲作地の17%が被害を受ける等の被害が発生しました。これに対し,我が国は2,500万円相当の緊急援助物資(浄水器,ポリタンク等)供与等の緊急支援を実施しましたが,同国による甚大な被害からの復旧・復興については,今後とも国際社会からの支援が必要とされています。
  3. 「国立,市及び州病院医療機材整備計画」は,プノンペン都及び16州都に所在する国立4病院,市及び州最高レベル17病院に対して,基礎的医療サービスに必要な機材及び設備(一般X線撮影装置,超音波検査装置,患者監視装置等)を調達するための資金を供与するものです。同国では,本件の対象としている主要な病院でも基本的な医療サービスの提供に必要となるこれらの医療機器が十分整備されていないケースがあり,昨年の洪水においても,感染症や怪我人への対処,衛生環境の悪化による妊婦等の弱者へのサービスが十分に行えない状況にありましたが,本件協力により同国保健省が定める機材整備基準を満たすこととなり,対象医療機関における医療サービスの質,量が向上することが期待されます。
  4. 「ノン・プロジェクト無償資金協力」は,同国が洪水被害からの復旧と今後の防災に向けた取組を推し進める上で必要となる建設用資機材(エクスカベータ-,ブルドーザー,ダンプトラック等)及び役務の購入のための資金を供与するものです。昨年の洪水により,多くの道路において長時間の冠水により舗装・路盤が損傷しており,同国は復旧・復興に向けて改修に取り組んでいますが,作業に用いられる建設機材の不足・老朽化が支障となっています。本件協力は,同国の洪水被害からの早期復興に向けた努力を支援するものです。

(参考)
 カンボジア王国は,面積約18.1万平方キロメートル,人口1,340万人(2008年),人口一人あたりのGNI(国民総所得)は750ドル(2010年,世界銀行)

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