報道発表

スリランカに対する無償資金協力2案件(ノン・プロジェクト無償「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」及び環境・気候変動対策無償「キリノッチ上水道復旧計画」)に関する書簡の交換

平成24年3月6日
  1. 本6日(火曜日)(現地時間同日),スリランカ民主社会主義共和国のコロンボにおいて,我が方粗信仁駐スリランカ大使と先方プンチ・バンダーラ・ジャヤスンドラ財務・計画省次官(Dr. Punchi Bandara Jayasundera, Secretary, Ministry of Finance and Planning)との間で,3億円のノン・プロジェクト無償資金協力「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」及び6億7,700万円を限度とする環境・気候変動対策無償資金協力「キリノッチ上水道復旧計画」に関する書簡の交換が行われました。案件の概要はそれぞれ以下のとおりです。
  2. 案件概要
    (1)ノン・プロジェクト無償資金協力「途上国の要望を踏まえた工業用品等の供与」
     スリランカでは,長年の国内紛争が2009年5月に終結し,農村地域の保健・医療サービスの質の向上など貧困削減に向けた取組が積極的に推進されています。
     今回の協力は,こうしたスリランカの経済社会開発の努力を促進するために必要な資機材を供与するものであり,同国の貧困削減等への貢献が期待されます。また,今回の協力では,東日本大震災による被災地で生産された製品を調達することにより,被災地の復興にも貢献することが期待されます。

    (2)環境・気候変動対策無償資金協力「キリノッチ上水道復旧計画」
     この計画は,国内紛争の主戦場の一つとなった北部州キリノッチ県において,上水道施設及び送配水管等を整備するとともに,上水道運営に係る技術支援等を行うものです。本件計画対象地である北部州キリノッチ県では,長年の国内紛争により県内唯一の上水道施設が損壊し,現在稼動していません。そのため,帰還民を含むキリノッチ県の住民の多くが給水車や井戸水等に依存し,十分な水利用ができない状況です。
     今回の協力の実施により,現在上水道が稼働していない対象地域において,2020年には人口の78.9%にあたる16,600人が上水道を利用できるようになる見込みです。また,安全な水が安定的に供給されることにより,衛生状態が改善されるとともに,国内避難民の帰還が促進されることが期待されます。

(参考)
 スリランカはインド洋に位置する国であり,面積約6万5,607平方キロメートル,人口約2,063万人(2010年央推定)であり,人口1人当たりのGDP(国内総生産)は約2,399米ドル(2010年)。

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