
第三国定住により受け入れたミャンマー難民(第二陣)の職場の決定
平成24年2月27日
- 第三国定住により我が国が受け入れたミャンマー難民(第二陣)4家族18名は,2011年10月以降,東京都内の定住支援施設において定住支援プログラムを受講しているところですが,同プログラムは,本年3月2日(金曜日)をもって終了します。
- 同プログラム終了後は,職場適応訓練を開始する予定となっており,今般,4家族についてその職場が決定しました。4家族とも,夫(4名)は東京都内において靴製造業に,妻(4名)は埼玉県内においてリネンサプライ業に従事することになりました。
- 今後,難民の方々が,定住支援施設を退所後,関係地方自治体,事業所をはじめ地域社会の支えを受けながら,安定した自立生活を営んでいくことを期待しています。日本政府としても,難民の方々の生活状況をフォローアップしていくとともに,各種相談に応じていく方針です。
【参考】第三国定住とは
第三国定住は,自発的帰還及び第一次庇護国への定住と並ぶ難民問題の恒久的解決策の一つ。我が国は,国際貢献及び人道支援の観点から,平成20年12月の閣議了解に基づき,パイロットケースとして,タイの難民キャンプに滞在するミャンマー難民を毎年約30人,3年連続して受け入れることとした。
- 平成22年度は,9月28日及び10月13日に第一陣として5家族27名が来日。
- 平成23年度は,9月29日に第二陣として4家族18名が来日。