報道発表

モザンビークに対する無償資金協力「マプト魚市場建設計画」に関する書簡の交換

平成24年2月21日
(写真)モザンビークに対する無償資金協力「マプト魚市場建設計画」に関する書簡の交換-1 (写真)モザンビークに対する無償資金協力「マプト魚市場建設計画」に関する書簡の交換-2




  1. 本21日(火曜日),東京において,玄葉光一郎外務大臣と来日中のアイレス・ボニファシオ・バティスタ・アリ・モザンビーク共和国首相(Mr. Aires Bonifácio Baptista Ali, Prime Minister of the Republic of Mozambique)の立会いの下,加藤敏幸外務大臣政務官と先方エドゥアルド・コローマ外務協力副大臣(Dr. Eduardo Koloma, Vice-Minister of Foreign Affairs and Cooperation)との間で,9億1,800万円の無償資金協力「マプト魚市場建設計画」に関する書簡の交換が行われました。
  2. モザンビーク政府は,貧困層の生活改善政策の一環として,零細漁業振興に取り組んでいますが,首都マプトの魚市場は,倉庫施設,給水給電,敷地舗装,駐車施設などが整備されておらず,同市場で流通販売されている生鮮水産物は劣悪な衛生状態にあります。このため,我が国は,モザンビーク政府を支援し,零細漁民の生活の向上に貢献するため,現在の魚市場の移転と,関連施設の整備から成る「マプト魚市場建設計画」を実施することを決定しました。
  3. 我が国は,2008年5月の第4回アフリカ開発会議(TICADⅣ)において,地場産業の開発支援を含むアフリカ経済成長の加速化支援について表明しており,本件協力はこれを具体化するものです。

(参考)
モザンビーク共和国はアフリカ東岸に位置し,面積約79.9万平方キロメートルを有し,人口は約2,289万人(世銀,2009年),一人当たりGNI(国民総所得)は440米ドル(世銀,2010年)。

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