報道発表

ネパールに対する一般無償資金協力「シンズリ道路建設計画(第三工区)」に関する書簡の交換

平成24年2月15日
  1. 本15日(水曜日)(現地時間同日),ネパール連邦民主共和国の首都カトマンズにおいて,我が方高橋邦夫駐ネパール大使と先方クリシュナ・ハリ・バスコタ財務省次官(Mr. Krishna Hari Baskota, Secretary, Ministry of Finance, Government of Nepal)との間で,5億7,700万円を供与限度額とする一般無償資金協力「シンズリ道路建設計画(第三工区)」(The Project for Construction of Sindhuli Road Section Ⅲ)に関する書簡の交換が行われました。
  2. シンズリ道路はネパールの首都カトマンズ近郊と穀倉地帯であり,またインド国境に接する同国南部を結ぶネパール東部の重要な幹線道路です。我が国は,1996年からこの道路の建設を支援してきており,この計画では,最後に残された区間である第三工区の一部3.6キロメートルの道路建設を行うために必要な資金を供与します。
  3. ネパールでは,国内の運輸交通の大部分を道路に依存していることから,ネパール政府は既存道路網の改善と新規道路網の開発を重視しています。現在,首都カトマンズと南部の穀倉地帯及びその先のインドを結ぶ既存の道路は大きく迂回するルートとなっているほか,毎年雨期の土砂災害で交通が阻害されています。
  4. 第三工区が開通すれば,首都圏と南部穀倉地帯の輸送距離及び時間が大幅に短縮され,沿線の農民による換金作物の栽培が促進されるなど,地域の経済活動が活性化し,同国の貧困削減に寄与することが期待されます。今回の計画は第三工区開通に向けた一歩となる支援です。

(参考)
 ネパール連邦民主共和国は,面積14.7万平方キロメートル,人口約2,804万人(2010年),1人当たりGDP(国民総生産)は約562ドル(2010年,財務省)。

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