
日インド外相電話会談
平成24年12月28日
本28日午後4時から約10分間,岸田文雄外務大臣は,サルマン・クルシード・インド外相(H.E. Mr. Salman Khursid, External Affairs Minister of India)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。
- 岸田大臣から,日本にとってインドは重要な戦略的パートナーであり,2006年に安倍晋三内閣総理大臣とマンモハン・シン首相との間で構築した「戦略的グローバル・パートナーシップ」を一層強化すべく,安全保障分野での協力を一層強化するとともに,インドとの経済関係も引き続き強化していきたい旨述べました。
- これに対しクルシード外相からは,岸田大臣と全く同じ考えである,特に安倍総理は「戦略的グローバル・パートナーシップ」構築の立役者でもあり,両国間関係を更なる高みに引き上げるべく,岸田大臣と協力して人的交流の拡大や経済関係を含め様々な分野で関係を一層強化したい旨述べました。また,日本からのODAに対し謝意を述べるとともに,今後もデリー・ムンバイ間の貨物専用鉄道建設計画(DFC),チェンナイ・バンガロール間の産業大動脈構想においても両国間の協力を拡大していきたい旨述べました。
- 両外相は,両国関係の発展のため,緊密に協力していくことで一致しました。