報道発表

日独外相電話会談

平成24年12月28日

 本28日午後5時25分から約10分間,岸田文雄外務大臣は,ギド・ヴェスターヴェレ・ドイツ連邦共和国外務大臣(H.E. Mr. Guido Westerwelle, Federal Minister for Foreign Affairs, Germany)と電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1.  岸田大臣より,ヴェスターヴェレ外相が就任以来3度訪日していることに触れつつ,国際社会の様々な問題について協調して取り組みたい旨述べたのに対し,ヴェスターヴェレ大臣より,自由貿易やグローバルな課題等で意見交換を行っていきたい旨応じました。
  2.  岸田大臣より,アジアと欧州の安全保障は密接に連関しており,我が国は,アジア太平洋地域の安定と繁栄のため,責任ある役割を担っていく旨述べたのに対し,ヴェスターヴェレ大臣より,岸田大臣の見解に同意する,ドイツも欧州の安定について責任を有している旨応じました。
  3.  岸田大臣より,先般の北朝鮮によるミサイル発射は,安保理決議の明白な違反であり,国際社会として実効性のある対応が必要であるとの我が国の立場を説明し,引き続き緊密に協力していきたい旨述べたのに対し,ヴェスターヴェレ大臣より,日本の立場を支持する旨応答がありました。
  4.  なお,ヴェスターヴェレ外相より,岸田大臣の訪独を期待する旨の言及があり,両大臣はできる
    だけ早期に直接会談する機会を探っていくことで一致しました。
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