報道発表

玄葉外務大臣とマーリキー・パレスチナ自治政府外務庁長官,並びにリーベルマン・イスラエル副首相兼外相との電話会談

平成24年11月20日

 玄葉光一郎外務大臣は,本20日午後4時15分頃から約10分間,エジプトのカイロを訪問中のリヤード・マーリキー・パレスチナ自治政府外務庁長官(Dr. Riad al-Malki, Minister of Foreign Affairs of the Palestinian Authority)との間で,また,同日午後9時15分頃から約10分間,アヴィグドール・リーベルマン・イスラエル副首相兼外相(Avigdor Lieberman,Deputy Prime Minister and Minister of Foreign Affairs)とそれぞれ電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. (1)玄葉大臣から両者に対し,日本としてガザを巡る情勢がさらに緊迫化していることを深く憂慮している,特に民間人犠牲者の増加を防ぐため,パレスチナ武装勢力によるロケット攻撃の停止,イスラエルによる最大限の自制,そして,これ以上の流血を避けるため,大局的な見地に立って両者の間で持続的な停戦合意が早期に達成されるよう努力を引き続き行うよう強く求める旨述べました。また,停戦に向けた国際社会の努力を支援しており,これを後押しすべく,日本は飯村豊政府代表兼中東和平担当特使を現地に派遣することを紹介しました。

    (2)上記(1)に加えて,玄葉大臣からマーリキー長官に対しては,ハマス側に働きかけて欲しい旨述べました。また,パレスチナ問題の解決に向けた両当事者の粘り強い交渉努力を支持する,さらに,パレスチナ支援にも引き続き取り組んでいく旨述べました。

  2. マーリキー長官からは,日本のパレスチナに対する一貫した立場に感謝するとともに,日本の長年にわたる平和実現のための取組と支援やコミットメント,及びその成果に敬意を払う旨述べました。また,自分(マーリキー長官)はエジプト等と共に停戦に向けた仲介努力を後押ししており,イスラエルの攻撃からガザの多くの無辜の市民の生命と生活を守るべく,ハマスにも働きかけているところである,パレスチナは平和実現に完全にコミットしており,今後も停戦交渉について最大限努力していきたい旨述べました。
  3. リーベルマン外相からは,日々150万ものイスラエル市民がガザ地区からのミサイル攻撃の脅威に晒されており,平和で安心できる環境を確保する必要がある旨述べました。また,イスラエルとしては,あらゆる当事者にとって停戦が最優先事項であると考えており,長期間継続する停戦合意が結ばれることを求めており,そのためのあらゆる提案について検討可能である旨述べました。
  4. 最後に,玄葉大臣とマーリキー長官及びリーベルマン外相との間で,引き続き停戦に向け取り組んでいくことをそれぞれ確認しました。
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