報道発表

日露外相電話会談

平成23年12月23日

 本23日(金曜日)午後4時頃から約30分間にわたり、玄葉光一郎外務大臣はラヴロフ・ロシア外務大臣(Lavrov, Sergey Victorovich, Minister of Foreign Affairs of the Russian Federation)との間で電話会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

  1. 玄葉大臣から次のとおり述べました。
    (1)金正日北朝鮮国防委員長の死去という新たな事態が、朝鮮半島及び地域の平和や安定に悪影響を与えないようにすることが重要である。

    (2)そのためにも、今後、日露間でも緊密に情報を共有して、今回の事態に冷静かつ適切に対応したい。自分は、19日に米国務長官と外相会談を行い、その後、韓国及び中国の外相とそれぞれ電話で会談し、緊密に連携して対応していくことを確認した。事態の推移を注視しつつ、貴国との間でも緊密に協力していきたい。

    (3)また、この事態の下で改めて拉致問題の解決に向けて貴国の協力を得たい。
  2. これに対して、ラヴロフ大臣から、朝鮮半島の安定を維持することの重要性について認識を共有する、ロシアとして朝鮮半島とこの地域の平和と安定を維持するために、日本や他の六者協議のパートナー国と緊密に協力していきたい、また、拉致問題に関しては、日朝が対話と協議を通じて解決することを一貫して望んでいる旨述べました。
  3. 双方は、北朝鮮の問題をめぐって日露が協力することは、日露両国の戦略的利益に合致するとの点で一致しました。また、近い将来に実施することで合意しているラヴロフ大臣の訪日の際に、引き続き議論していくことで一致しました。
  4. ラヴロフ大臣から、天皇陛下の誕生日について祝意の表明がありました。
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