報道発表

マレーシアPKO訓練センターへの講師派遣

平成23年12月7日
  1. 我が国政府は,マレーシアPKO訓練センターにおいて行われている民軍協力訓練コース(11月21日~12月16日)に,12月11日から14日まで,内閣府国際平和協力本部事務局から,人道原則等についての講師として佐藤美央国際平和協力研究員を派遣します。なお,この民軍協力訓練コースには,与那嶺涼子同事務局国際平和協力研究員が11月27日から12月3日までジェンダー関連の講師として派遣されました。
  2. 今回のセミナーは,我が国が日・UNDP(国連開発計画)パートナーシップ基金を通じてマレーシアPKO訓練センターに行った100万ドルの支援によって行われるものです。我が国としては,平和構築を重視し,資金協力に加えて人的貢献を行うこととしており,今回の講師派遣を行うものです。
  3. 我が国としては,国際社会における平和維持能力の向上のため,資金面だけでなく我が国の有為な人材も活用し,今後も効果的な支援を積極的に行っていく考えです。
(参考)マレーシアPKO訓練センター
1996年設立。所在地はマレーシアのポートディクソン。
我が国は,同センターの能力構築と実際の訓練コースの実施を支援するため、100万ドルを供与。2010年にプロジェクト文書が署名され、2年目の本年から実際の訓練コースが開始された。
これまで,我が国は内閣府国際平和協力本部から以下の3名を講師として派遣。
  • 民軍協力コース(4月25日~29日):帯刀豊(たてわき ゆたか)国際平和協力研究員(国連人道支援専門)
  • 民軍協力コース(5月30日~6月10日):与那嶺涼子(よなみね りょうこ)国際平和協力研究員(ジェンダー専門),佐藤美央(さとう みお)同研究員(人道支援等専門)
  • ジェンダー・平和維持セミナー(10月31日~11月1日):与那嶺涼子国際平和協力研究員
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