報道発表

豪州クィーンズランド州における洪水被害(菅総理大臣及び前原外務大臣のお見舞いメッセージの発出)

平成23年1月4日
  1. 豪州北東部のクィーンズランド州でクリスマス休暇前から降り続いている豪雨により,同州の広範な地域において洪水による被害が発生し,4日現在,10名が溺死し,5,800名以上の住民が避難しています。
  2. これを受け,4日付で,菅直人内閣総理大臣からジュリア・ギラード豪州首相(The Hon. Julia Gillard, Prime Minister)に対し,また前原誠司外務大臣からケビン・ラッド豪州外務大臣(The Hon. Kevin Rudd, Minister for Foreign Affairs)に対し,洪水による被害に対するお見舞いを申し上げる旨のメッセージをそれぞれ発出しました。

【参考】 豪州クィーンズランド州洪水被害

  1. 同州全域でクリスマス休暇前から降り続いているラ・ニーニャ現象による豪雨により,同州内陸部の広範な地域が水没状態となり,農牧業,石炭産業等の第一次産業を中心に甚大な被害(一部報道によれば数十億ドル規模)が生じており,また,鉄道,道路等の陸上輸送網は各地で寸断されて石炭や一次産品の輸送に重大な支障が生じている。
  2. 4日現在の被害状況は以下のとおり。
    ・ 被災面積: 85万平方キロメートル(州面積の約6割)
    ・ 被災州民数: 20万人
    ・ 避難住民数: 5,830人
    ・ 死者数: 10名
  3. 今後,所により最大200ミリメートルまでの降雨があり得るとも報じられており,更なる被害発生のおそれがある。
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