報道発表

日英外相電話会談

平成22年5月31日

本31日(月曜日)午後7時45分より約25分間,岡田克也外務大臣は,ウィリアム・ヘーグ 英外務大臣(Rt. Hon,William Hague,First Secretary of State, Secretary of State for Foreign and Commonwealth Affairs)との間で電話会談を行ったところ,概要は以下のとおりです。

  1. 岡田大臣より,ヘーグ外相の就任に祝意を表し,日英両国は多くの国際的課題で共通の立場を有しており,ヘーグ外相と様々な分野での協力関係を強化していきたいと述べました。それに対し,先方より,祝辞に謝意を述べた上で,後数年間に亘って協力していきたい旨述べました。
  2. イランの核問題に関し,岡田大臣から,先ほどまでモッタキ同国外相と会談を行った,同外相から3か国の合意の説明があり,自分(岡田大臣)から,合意自身は評価するが,更なる安保理決議違反である約20%のウラン濃縮活動が継続していることなどから,安保理での追加的措置は不可避であること,イラン国民のためにも直ちに約20%濃縮活動を停止し,他の濃縮関連活動の停止を真剣に考えるべきである旨同外相に伝えたと述べました。
    それに対し,先方から,日本と立場を同じくする,3か国合意は前向きなサインではあるが,イランは約20%濃縮活動を継続しIAEAその他の義務を履行していない,平和的な圧力をかけ続ける必要があり国連安保理における制裁措置の議論を進めるべきであり,理事国の間でもこの点は共有されていると考える旨述べました。
  3. 北朝鮮情勢に関,岡田大臣より,北朝鮮との間では,拉致問題や核・ミサイル問題が存在するが,加えて当面は韓国哨戒艦沈没事案への対応が重要である,先般訪日したクリントン米国務長官との間でも本事案について日米韓で連携することを確認した,現在来日中の温家宝首相と鳩山総理との会談でも本件を取り上げた,英国とも協力していきたい旨述べたところ,先方より,英国も日米韓の立場を強く支持する旨述べました。
  4. アフガニスタン情勢に関しては,ヘーグ外相より,英国軍が駐留する南部ヘルマンド県の治安状況等の説明があった他,日本はアフガニスタンに関して重要なプレイヤーであり,今後とも日本と協力していきたい旨述べ,岡田大臣もそれに同意しました。
  5. 最後に,両大臣は,様々な二国間及び国際的課題について議論を深めるため,早期に会う機会を設けるようお互いに調整していくことで一致しました。
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